【お客様の声】「自分のサロンのウリは、結局自分」東京都府中市のエステサロン「サロンドエミ」代表 小原聖子様

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独自の「スタイル」のある繁盛店を作る店舗系マーケター養成講座レポート。今回は、東京都府中市のエステサロン サロンドエミの代表である小原聖子さんにお話を伺います。

音声版はこちら

目次

府中のエステサロン「サロンドエミ」代表の小原さんにインタビューしました

仁藤洋平(左)小原聖子さん(右)

仁藤洋平
こんにちは、仁藤です。

今日は東京都府中市にあるサロンドエミさんにお伺いして、代表の小原さんに話を聞いていきたいと思います。

小原さん、よろしくお願いします。

小原さん
よろしくお願いします。

仁藤洋平
小原さんのお店は、僕のコンサルの中ではちょっと珍しいエステサロンです。

僕の店舗系マーケター講座1期に入っていただいたんですけども、それからのお付き合いなんで、もう2年とか、3年ぐらい経ってますかね。

小原さん
そうですね。
仁藤洋平
講座の時も僕は1回お店にお伺いして、色々お話をさせてもらいました。

ということで、小原さんの自己紹介を軽くしていただこうかと。

 

小原さんのエステサロン
「サロンドエミ」
ホームページはこちら

エステティシャンになったきっかけ

小原さん
このサロンドエミは、もともとうちの母の美容室だったんです。

私が子供のときなので、もうすぐ40年ぐらい。

母がそうやって美容師をやっていて、私は姉がいるんですけど、姉も美容師で。

その流れで私も「美容師免許を取りなさい」って言われて取りました。

でも「このまま美容師になったら、親の言いなりになって働くんだな」って思ってたんですよね。

免許は取ったけど、美容師になることが本意ではなかった。

その時にエステティックっていう職業を知ったんです。

当時まだエステティックっていう言葉もあまり知らなかったんですけど、そんな職業もあるんだっていうことで、都内のエステティックサロンを探して。

で、今もある老舗なんですけど、新宿のサロンに入って仕事をするようになりました。

でも、結局、結婚するとか、子供が生まれるとか、それでもやっぱり仕事をエステティシャンとしていきたいってなったら、こういう風に親のお店に戻って、小さくても端っこでエステをやらせてもらったほうが、ずっと出来るじゃないですか?

それでずーっと続けてこられたっていうことですね。

仁藤洋平
じゃあ、もしかしたら美容師になって、美容室をやるかもしれなかった?

小原さん
うん。

でも、それは絶対に避けたいと思って(笑)

仁藤洋平
避けたいと思った?(笑)

それでエステをやるようになって、修業して、ここで始めて独立というか、お店を構えたという感じですよね。

小原さん
そうですね。

左利きだから美容師は向いていなかった

「左利きの私には難しかったんです」

仁藤洋平
何かエステをやりたい理由があったんですか?

小原さん
子供の頃から美容室があったので、美容は好きだったんですよね。

だけれど…何て言うのかな…私は左利きだったんですよ。

美容師の勉強をするとき、実技とかでも「先生が教えるのがちょっと大変だなあ」みたいな感じは、すごい感じてたんですよね。

仁藤洋平
右手にさせられますもんね。

アップとかもね。

左利きの人でも。

小原さん
でも、絶対に私は左だけなので、先生も途中で「まあまあいいか」っていう感じに。
仁藤洋平
一応ありますよね、左利き用のやつもね。
小原さん
母は美容師免許を取らせて、美容師になることを勧めてはいたんですけど、私の左利きっていうのと、私の性格というか、感覚というか、そういうのを見て「全身美容とかやったらいいんじゃないの」っていうことは、よく言ってたんですよね。

全身美容とか、美顔術だとか、そういうことを言っていて。

それだと両手を使うものなんですよね。

なので、それがちょっと頭に残ってたっていうのもあるのかもしれないですけどね。

小さい頃からムダ毛にコンプレックスがあった

「当時のコンプレックスが今に繋がっています」

小原さん
あと、子供の頃から…中学ぐらいかな…ムダ毛をすごい気にするようになったんですよね。

それが結構コンプレックスになっていたっていうか、本当に気になって勉強どころじゃないみたいな。

「この辺キレイにしなくっちゃ」「ここもキレイにしたい」っていう気持ちがすごい強くって、そういうのがエステティストにさせたっていう。

「子供ができる脱毛」っていうのが、他でやってない、うちのウリではあるんですけれども、そこにも繋がっていますね。

仁藤洋平
なるほどね。

自分のコンプレックスもあるし、親御さんから言われてたのもあるし、利き手の問題もあるし、色々な意味でエステが自分には向いているのかなあみたいな。

エステという新しい分野にワクワクした

「新しい分野に飛び込んでみたかったんです」

小原さん
あと、エステティックってなんか新しい分野っていう、そういう……(笑)

仁藤洋平
なるほど(笑)

当時はまだ新しかった?

小原さん
そうですね。

ちょっと新しい分野に踏み込んでくみたいな気持ちですよね。

「子供ができる痛くない脱毛」がウリのエステサロン

仁藤洋平
さっきもチラッた話で出ましたけど「子供ができる脱毛」がウリなんですよね。

今、お店の調子はどうですか?

脱毛デーとかもやられてて、その日はお客さんがいっぱい来ちゃって大変という話を聞きましたけど。

地域に根ざした落ち着いた経営を


定期的に開催している脱毛デー

小原さん
そうですね。

あんまりガチャガチャした感じにはしたくないんですよね。

フェイシャルは本当に今は100%寝ている方なので。

まつ毛もそうなんですけどね。

なので、あんまりガチャガチャしないで、自分たちも落ち着いて仕事ができるような予約の取り方をしてます。

仁藤洋平
言っちゃうと、府中駅からすぐではないじゃないですか。

小原さん
そうですね。

仁藤洋平
ちょっと落ち着いたというか、ゆっくり腰つけたい人がターゲットというか、メインのお客さん層になってくるのかなと思うんですけど。

そういう人たちに対してゆっくりした時間を掛けてやってあげているわけですよね。

若い子が多いエステには行きたくないお客様がターゲット

「どんなお客さんが多いんですか?」

仁藤洋平
小原さんって、実はエステティシャンに教える講師もされてるじゃないですか。

だから、技術もすごくしっかりされてる。

時間を掛けて丁寧にやってるわけだし、お客さんの変化も大きいんじゃないのかなあと思うんですけど、どんな声が大きいですか?

小原さん
そうですね。

たぶん一番は雰囲気だとは思うんですよね。

やはり普通の脱毛サロンとか、エステサロンは若い子が行くっていう感覚を持ってる方が結構多くて。

だからこそ、うちの店に来ると、安心してくれる、

同年齢ぐらいの方が初めて来たときにお話を伺うと「駅の方のサロンは行けない」「都会のお店はもちろん行けない(笑)」と言われます。

だから、こういうところにあって本当に良かったと。

それでもうちの前を行ったり来たりを2~3年繰り返してやっと来たっていう方が結構いらっしゃいますね。

仁藤洋平
(笑)

なるほど。

気になってたけど、なかなか来れなくてみたいな?

小原さん
そうそう。

エステサロンって今こそ普通になってきたけれども、やっぱり私がこの仕事を始めた頃とか、20年前とか30年前はまだまだ。

「でも、行ってみたいなあ」って思いながら、だんだん年を重ねてきた方は、うちみたいなのが本当にちょうど良いんじゃないですかね。

仁藤洋平
なるほどねえ。

僕全然そこまで分かってなかったなあ。

今の若い人は、脱毛って当たり前のように行ってるじゃないですか。

でも、ちょっと上の年代の方たちって、抵抗があるわけですよね。

憧れたり「行きたいなあ」とは思うけど、駅前の若い人向けとか、広告を出してるような大手には行きづらい。

でも、実は探してるっていう人が多いっていうことですね。

小原さん
そうですね。

自分が行けるところで、っていうことでしょうね(笑)

仁藤洋平
それでも、存在は知ってるけど、なかなか来れなかった人もいるっていうことですもんね。

小原さん
そうですね。

だから、お店のことも知ってるし、ここに行きたいなと思ってるのに、それでもやっぱり入るのに勇気が要る。

だから、ホームページっていうのは、そういった意味では、すごく良いですよね。

大手じゃないからこそ出来る個人店の見せ方

「小さなお店ならではの価値があるんです」

仁藤洋平
初めて行こうと思ってるけど、行けないような人たちをどう取り込むかっていうのは、広告だったり、チラシとかもそうですけど、Webの集客も重要になってくるっていうことですよね。

ちょっと面白いですね。

エステティシャンの方は、意外とそこが抜け落ちてたりするかもしれないですね。

小原さんのお店のお客さんのような層を狙ってるんであれば、行きやすさとか、あったかさというか、地域密着というか、そういう雰囲気は出したほうがいいのかもしれないですね。

小原さん
そうですね。

で、子供たちはもうやってるので、その子供のお母さん世代に提案する。

仁藤洋平
そうか、そうか。

エステってどうしても高級感を出しちゃう店が多いじゃないですか。

高級サロンとかは特にそうなんでしょうけど、エステってそういうイメージが強い。

だから、ちっちゃなお店でやってる人とか、マンションの1室とかでやってる人は、お店の雰囲気を色々なとこで出したほうが良いですね。

小原さん
マンションとかでやってると、看板とかも出せないし、制限がすごくありますよね。

仁藤洋平
なるほどね。

母の美容室の一角でエステサロンを開業

「開業してからは、上手くいったんですか?」

仁藤洋平
今まで売上というか、経営的にはどうだったんですか?

順調にはいってたんですか?

小原さん
それこそ最初は、今エステのこのベッドが2つ置いてあるところは、ヘアサロンとしてやっていました。

奥の床が1段高くなっているところは、着付けのお部屋だったんですね。

私がここでエステをやってみたいっていうことで、着付けのお部屋を、ベッドを置いてエステのルームにしてもらったんですよ。

まだ、私も子どもが生まれたり、保育園に預けながらだったので、宣伝するつもりは全然なかった。

ヘアのお客さまで「エステをやったことがない」とか「顔なんて触られたことない」っていう方たちに声掛けながらやっていったっていう。

仁藤洋平
なるほど。

じゃあ、美容室のお客さんに対してやってたわけですね。

子供に誇れる仕事をしたかった

「自称エステティシャンには誰でもなれるから」

小原さん
そうですね。

最初はほんとそんな感じですね。

だからもう、エステがメインになることはほとんどなかった状態です。

でも、自分が子供を産んでから、価値観が少し変わってきたというか「自分がやっている仕事をもっと子供に誇れるようになりたい」って思ったんですね。

でも、エステティックって美容師みたいに国家資格がないので、明日から「私エステティシャンです」って言えばエステティシャンを名乗れてしまう。

なので、ちょっと一線を画していきたくて、国際ライセンスを取ることを決意したんですよね。

仁藤洋平
海外に行って取ったんですか。

小原さん
いえ、日本支部があって、海外の先生が試験に来てくれるんですよ。

通訳を入れながら試験を1日掛けてやるんですけどね。

そうすることによってお客さまの信用をどんどん集めて。

仁藤洋平
そうですよね。

何の資格もないエステティシャンってよく分かんないですもんね、お客さんからすると。

小原さん
そうなんですよね。

でも、お客さまからしても、国際ライセンスって言われても何だかよく分からないんですけどね。

取りあえずね。

仁藤洋平
あったほうがね。

立派な賞状とかあってね。

安心感がある。

小原さん
「すごい勉強したのね」っていう感じで。

仁藤洋平
そうですよね。

母の引退をきっかけに、エステサロン1本に

「いつからエステ1本に?」

仁藤洋平
じゃあ、そうやって徐々にエステのお店になっていったんですか。

小原さん
そうですね。

それで母は引退し、そうしていくうちにヘアのお客様とエステのお客様がだんだん逆転していって。

エステのほうがだんだんメインになっていきました。

エステのお部屋は、相変わらずベッド1つでしたけどね。

姉も美容師として店にいたんですけれども、旦那さんの会社を手伝わなきゃいけないことになって、そのタイミングで私がサロンドエミを引き継ぐ形になったんですよね。

仁藤洋平
そこで完全にエステのお店になった?

小原さん
そうです。

ヘアのお客様とエステのお客様は全然違うんですよ。

最初私が始めたときは、ヘアのお客様に声を掛けてエステをやってもらってたんですけれども、実際はエステをやりたいお客様とここでヘアをやりたいお客様は全然客層が違う。

それでヘアのほうを完全に閉じてしまったんですけれども、でエステのお客さまは来てくるので。

仁藤洋平
1回来てくれれば継続して来てもらえるわけですよね。

小原さん
そうですね。

大資本の大手と同じ集客方法は使えない

「大手はすごく安くやってるので…」

仁藤洋平
そこから新規のお客さんをある程度集めていかなくちゃいけないわけですよね。

そこら辺はどうだったんですか。

上手くできたんですか。

小原さん
エステの新規のお客さんはもちろんホットペッパーで入ってくるのが多いんですね。

ただ、脱毛というのは、大手がすごくお金を掛けて、すごく安くしてやってるじゃないですか。

なので、ホットペッパーで脱毛のお客さまを取るのは難しい。

脱毛のお客様はホームページを見てきてもらうことが多いですね。

ホームページがいかに充実しているかによって、脱毛のお客様が集まってくるっていうのは、すごぐ感じてはいたんですよね。

仁藤洋平
なるほどね。

じゃあ、ホットペッパーとか、ホームページをやったり。

ホームページもどっかの業者さんにお願いして?

小原さん
最初は業者さんにお願いして、結構な金額で……

仁藤洋平
結構な金額で(笑)

小原さん
(笑)

仁藤洋平
でも、どっちからもチョロチョロと来てたということですね。

店舗系マーケター養成講座に参加した理由

仁藤洋平
そんな中で僕の店舗系マーケター講座に参加してもらったと思うんですけど、何がキッカケだったんですか?

コンサルタントとして異色な仁藤に興味を持った

「こんなコンサルもいるのかって(笑)」

小原さん
うーん、よく分からない(笑)

2~3年前のことだから、薄まってきてるのかもしれないんですけど。

でも、薄まってない部分は、たぶん仁藤さんのFacebookか、広告だと思うんですけど、それを読むことがあったんですね。

何か異色の感じが…何だろう…「この人をもうちょっと見てみたい」みたいなそんな感じがしたんですね。

でも、もともと、さっき話したけれどもエステティックという分野に「えー、そんな分野があるんだ」って、「知らなかった、ちょっと行きたい」みたいな、そういう感じがもともとあるから、仁藤さんに興味を持ったのかもしれないですね。

ただ、仁藤さんを見てて、エステティックとつながりは無いから……(笑)

仁藤洋平
そうですね。

全くないですもんね。

小原さん
ないけれども、でも、どうなんだろうって。

仁藤洋平
はいはい、何か気になるような?

小原さん
何か気になる。

仁藤洋平
怖いものみたさか。

小原さん
そう……(笑)

仁藤洋平
この音声を録る前に話しましたけど、講座に入る前にコンサルを受けてたって言ってたじゃないですか。

そういう人と全然違ったっていうのもあったということですよね。

小原さん
そう、全然違う。

いわゆるコンサルの人で収まりきらなかったところを、もしかしたら仁藤さんが持ってるんではないかとか、そういう……

仁藤洋平
いわゆるコンサルタントっていう感じですよね。

スーツ着て、カチッとしてるみたいな。

そことは違うなというか。

小原さん
違うことを言うんじゃないかとか、そういう……

仁藤洋平
そこをちょっと期待して、参加してもらったっていうことですね。

店舗系マーケター養成講座に参加して良かったこと

仁藤洋平
講座に参加して良かったことって何ですか?

自分のウリを深く考えることができた

「改めて自分を見つめ直すことができました」

小原さん
そうですね。

本当に仁藤さんのFacebookを読んでる頃から、仁藤さんは「ウリ」ってずっと言ってた。

確かに私の中でも自分のサロンのウリは……自分のサロンのウリは、結局、自分だったんですけども。

でも、その中でもっと落とし込んでいかないといけないっていうことは、すごい感じることができて、改めてそれをやったっていう感じですね。

仁藤洋平
そうですよね。

小原さんの場合、ご自身がウリなんですよね。

でも、じゃあその「小原さんという魅力を伝えるためにどうやって発信していけばいいか」「どういうホームページにしていけばいいか」っていう部分が結構キモだったのかなと思ったんですよね。

小原さん
そうですね。

なんか1人サロンの割には本当にメニューが多かったし。

仁藤洋平
そうなんですよね。

でも、全部のメニューが良いのは、小原さんのお話を聞いてて分かってたんですよね。

実際のお客様の声を見せてもらったりもしてたから。

結果がすごく出るじゃないですか、実際に来て施術を受けてる方たちって。

だからこそ、これは多くのお店でありがちですけど、ウリを全部伝えようと思っちゃうと、なんかよく分かんない店になっちゃうというか。

小原さん
そうですね。

仁藤洋平
情報量が多すぎちゃうんですよね。

結局この店って何がすごいのかわからない。

全部すごいのは分かるけど、でも、ほかのお店も全部すごいように言ってるんで……

小原さん
言ってるしね。

仁藤洋平
「どこが良いんだろう?」ってなっちゃうんですよね。

その点、小原さんのお店は「子供でもやれる脱毛」とか、そういう分かりやすいウリをホームページで打ち出してみたりとか、広告で出してみたりとか、そこでチョコチョコお客さんが来てくれた。

そこから上手く広がっていったわけですよね。

さらにこういうエステもできるしとか。

集客の入り口から出口までの導線ができた

「お客さんの目的ごとに媒体を変えています」

小原さん
そうですね。

お客さまが入ってくるツールが、今はちゃんと分かれてるんです。

脱毛はホームページから入ってきる。

まつ毛パーマとか、新規のお客さんはホットペッパーから入ってくる。

で、そのお客様たちが、このお店のことや私を知ってくれて、フェイシャルも始める。

そういった流れが出来ていますね。

仁藤洋平
そうなんですよね。

マーケティング視点が大事なんですよ。

例えば、僕らでホームページを制作させてもらいましたけど、「府中 脱毛」というキーワードで上げたんですよね。

「府中 エステ」とか「府中 マツエク」もありますけど、その中で最もSEOで上げやすかったのが「府中 脱毛」だった。

さらに、ホームページに訪れた人を来店させる上でも、小原さんが持っている「痛くない脱毛」だったり「5歳児でもできる脱毛」が刺さりやすい。

じゃあ「ホームページは脱毛でいこう」と戦略を立てられる。

でも小原さんは脱毛だけじゃなくてマツエクもやってる。

じゃあ、マツエクはどこの媒体がいいかなって考えた時に、ホットペッパーが集客しやすいとか。

持ってる武器に合わせて媒体も揃えられたのが良かったのかなあとは思ってますね。

小原さん
そうですね。

仁藤洋平
それをじゃあ「マツエクも脱毛もエステも全部うちはお薦めだから、ホームページに全部バーッて載せよう!」でやっちゃうとSEO的に難しい。

ホームページを見た人も、色々あってよく分からないから、来店にも繋がらない。

だから、それぞれ分けて考えられたのが、小原さんの店が集客できている要因なのかなあと思うんですけど。

小原さん
そうですね。

脱毛の新規を増やしてスタッフに任せられる状態に

「新規はスタッフさんに任せたかったんですよね?」

小原さん
脱毛に関しては、私じゃなくても、スタッフが入れるものなので、ぜひともやっぱり脱毛のお客様が入ってくれると、良かったんですよね。
仁藤洋平
そうそう。

それもおっしゃってましたよね。

小原さんのお客さんばっかりいて、自分のお客さんが増えても対応しきれないから、雇っているスタッフさんのお客さんを増やしたいって。

講座に入ったときにおっしゃってましたからね。

小原さん
そうです。

スタッフに技術を教えてると時間が掛かってしまうので、すぐにお客様に入れる即戦力になれるのはやっぱり脱毛だったんですね。

仁藤洋平
そうか、そうか。

だからホームページも脱毛に持ってったんですよね。

なんか、そこら辺をやれない人が多いじゃないですか。

普通にエステしかやってない人とか、床屋しかやってない、美容師しかやってない人って。

戦略を立てて、このスタッフにお客さんをつけたいから、どうやって宣伝しようとかって考えないと思うんで。

そこら辺は、自分で言うのもなんですけど(笑)僕の講座ですごい役に立てた部分なのかなとは思いますけどね。

「集客できる文章」を自分で作れるようになった

「お店の見せ方を迷わなくなりました」

小原さん
そうですね。

でも、本当にすごい考えましたよ。

何回も何回もこの文言違うなあとか、また、戻してみたりとか。

そういうのをすごくやったので、あの時それをやっておいたから、今何かやるときにそれが基礎にはなっています。

仁藤洋平
そうか、そうか。

ホームページもそうだし、ホットペッパーもチラシも、そこに載せる文言がすごく重要だよっていう話を講座でもしてじゃないですか。

それを講座の時に結構やって磨かれたってことですよね。

小原さん
そうです、そうです。

だって、ホットペッパーなんて文字数が……

仁藤洋平
ええ、決まってますもんね。

小原さん
すごい決まってるからその中で……

仁藤洋平
どう分かりやすく伝えるか。

小原さん
そう。

仁藤洋平
それは良かったすね。

それを今も自然に考えられるっていうか。

担当任せでは、他と似たり寄ったりの文章になってしまう

「やっぱり自分で書かないとダメ」

小原さん
ホットペッパーの担当に任せてしまってるところはすごく多いですけど、それ全部自分でできるので。
仁藤洋平
そうなんですよね。

どうしてもホットペッパーさんとか……ホットペッパーだけじゃないですけど、営業さんとか、向こうに任せちゃうとダメですよね。

テンプレートというか、どこのお店でも言ってるような言い方にされちゃうじゃないですか。

そこを自分で変えられるというか、向こうが草案を出してきても「いや、自分はこうしたい」とか「こういう文章に変える」って変えられるほうがやっぱ良いですよね。

厳しいワード制限の中でも、魅力的な文章を

「言葉の規制が厳しいですよね?」

小原さん
そうですね。

結構制限があって大変だけど。

仁藤洋平
文字数が?
小原さん
文字数だけじゃなくってワードの。
仁藤洋平
ワードもね(笑)

あー、特に今厳しいですよね。

小原さん
そうそう。

エステは本当に厳しくって「じゃあ、もう、どうやったら伝わるの?」っていう感じで。

仁藤洋平
だって「改善」とかも言っちゃいけないんですよね。
小原さん
そうですね。

「ニキビ」も言っちゃいけないとかね。

仁藤洋平
そんなのもあるんですね。
小原さん
何かほんとにもう、医療のほうに押されて。
仁藤洋平
今、厳しいですよね。
小原さん
厳しくなってますよね。

でも、そんな中でも何とかして(笑)

仁藤洋平
何とか分かりやすくして。
小原さん
そう。

絞り出すみたいな気持ち。

自分で絞り出そうとする。

仁藤洋平
それはすごい重要だと思います。

まさに今厳しくなってるから、よりつまらない文章になっちゃうと思うんですよ(笑)

向こうが用意してくる文章って。

だから、本当に今おっしゃったように頭を振り絞って、脳みそを振り絞ってやんないと、他のお店と全く同じような文章になってしまう。

だから結局大手に取られちゃったり、割引してるお店に取られてしまう。

お客さんは「言葉」で店を選ぶ

「言葉しか判断材料がないんですよ」

仁藤洋平

お客さんが選ぶ情報って、文章しかないんですよ、基本的に。

動画もありますけど、結局、動画も文章で作られてるようなものがある。

結局、文章でストーリーをしっかり考えてるから、ちゃんと刺さる動画が作れるんで。

お客さんは言葉からそのお店を選んでると思うんですよね。

だから、その言葉とか文章の作り方はすごく重要。

どういう風に書いたら自分のお店のターゲットのお客さんに届くのかっていう。

店舗の人は結構そこを軽視しがちというか、軽く考えがちだと思うんですけど、より考えなくっちゃいけないってとこですよね。

小原さん
そうですね。

私もホームページを初めて作ったときは、本当に業者にお任せだったんですね。

それでもすごく素敵なのができたと思って喜んでいたし、当時はホームページを持ってるサロンも少なかったので、それでも良かったんですけど。

今はホームページを持っているところも多いので、それでは対応できないかなっていうとこですよね。

独立開業予定or店舗経営者に伝えたいこと

仁藤洋平
これから独立しようとか、もしくは経営しててあまり上手くいってない人へのアドバイスはありますか?
小原さん
うーん、アドバイス?(笑)
仁藤洋平
(笑)

例えば、小原さんが今から独立するとしたら、どうするかとか。

店舗を移転するとしたらどうするかとか。

来店前から信頼される情報発信をしよう

「お店に来る前にどれだけ伝えられるかだと思う」

小原さん
そうですね。

やっぱりエステって直接肌を触る仕事なので、安心感がないといけないんだけれども、初めて行くのに安心を求めるとすれば、会ったことがなくても信頼関係を感じられるものを用意しておくことが大事だなあと思いますね。

仁藤洋平
そうすよね。

みんな言うんですよ。

「私の技術を受けたら絶対満足いく」「安心できるお店だから」って言うけど、でも、来てない方からすると、それをどうやって感じればいいかっていうことになっちゃうと思うんで。

それをいかにホームページだったりとか、ホットペッパーもそうですけど、ああいう広告媒体とか情報発信媒体で伝えられるかっていう。

小原さん
そう。

そうするとやっぱり実際施術する人の言葉が大事なのかな?

仁藤洋平
思いが。
小原さん
そう。思いがそのまま言葉、文言になっていないと伝わらないと思うんですよね。
仁藤洋平
かつ、刺さりやすいワードを。
小原さん
そうですね。
仁藤洋平
頭を振り絞って(笑)

僕も無い頭をほんと使ってやってますからね。

ホームページの文章を作るときはいつも。

そこまでやんないとやっぱり難しいですよね。

「あのお店に行きたい」と思っててもなかなか。

特に個人サロンになると、ネームバリューもないわけですし、あんまり割引もできないわけですから。

じゃあ、いかに違いを作るかっていったら、言葉で作るしかないすもんね。

この記事を読んでる人にすごく参考になると思いますので、いいアドバイスだったと思います(笑)

小原さん
そうですか(笑)

ありがとうございます。

お客様も自分も傷つかない集客の仕方

小原さん
だって、人となりというか、そういうのが分からないと心配ですよね。

例えばあんまり私のことも分からなかったり、サロンのことも分からないけど、メニューが脱毛をやってるから、フェイシャルやってるから、まつ毛パーマやってるからっていって仮に来たとするじゃないですか。

そして、もし私のことが「ワッ、ちょっと嫌だ」って思ったらもう絶対触ってほしくないと思うんですよ。

仁藤洋平
まあそうですね、

うんうん。

小原さん
なので、お互いのために(笑)

仁藤洋平
(笑)

なるほど、クレームの対処法にもなってると思うんですね。

あらかじめ「小原さんってこういう人だよ」とか「うちの店はこういう店だよ」ってのを知らせておけば、あんまり好きじゃない人は来ないから、変なクレームにもならないし、お互いにとって良いよねっていう。

でも、それは本当にその通りだと思いますね。

ただ、現状集客できていなくて、店が上手くいってなかったりすると、どんなお客さんでもほしいから割引しちゃったりとか、色々な広告出したりとかしちゃいがち。

でも、ある程度絞っちゃったほうが良いってことですよね。

小原さん
そうですね。

店のスタイルに共感する人だけ来ればいい

「業界の常識ではなく、
お互いにとって良ければそれで良い」

仁藤洋平
「うちはこういうお客さんに来てもらいたい」とか「うちはこういうスタンスでやってますと」とか。

店のスタイルをはっきり伝えた方が、自分が欲しいお客さんも来るし、お客さんも満足しやすいからリピートにもなりやすいしっていうところはあるのかなと思いますね。

小原さん
そうですね。

うちの営業時間は9時5時ですしね(笑)

仁藤洋平
(笑)

5時に終わっちゃうんですもんね。

小原さん
5時に終わる。

でも「それでもいいか」っていう人が来ればね。

仁藤洋平
その時間に来てくれる人が来ればってことですもんね。

すごくいいですよね。

お互いにとって。

小原さん
お互いにとって(笑)

仁藤洋平
いいことだと思います(笑)

小原さんの今後の展望は?

仁藤洋平
今後小原さん的にお店をどうしていきたいとかってあるんですか?

今後の展望というか。

これからもお母さんから受け継いだ場所を守り続けたい

「ここだから来てくれるお客さんがいるんです」

小原さん
展望というか…ここはずっと母がやってきていて、ここはこのままやっていかないとっていうのがあります。
仁藤洋平
ここの場所だから来てくれてる方もいらっしゃると思うので。そこはね……

小原さん
私もやってるわけだから、細々とやってたときから、もう長いわけじゃないですか。

最初来てくれてたお客様とは、お付き合いがもう20年以上になってきてるんですよね。

これは新規でこれからやろうという人たちの参考になるかどうか分らないんですけれども。

長いお客様も、最初のうちは、まだ子育ても大変だし、そんな長い時間お家も留守にできないから、来る回数も少なかったり、メニューの単価も安めだったり。

そういったお客様が気に入ってきてくれるうちに、そのお客さまも子供がだんだん育って小学校に行くようになったら、自分もお仕事をするようになる。

すると、あの時はできなかったけれどもやりたいと思ってたメニューにどんどんグレードアップする。

お客さまが育っていくっていうことがあるんですよね。

昔だったらこんな高いのできなかったけど、今だからできるとか。

仁藤洋平
面白いですね、それは。

店とお客さんが一緒に成長していくっていうか。

小原さん
そうです(笑)
仁藤洋平
じゃあ、この店は残しつつというとこですね。

小原さん
そうですね。

今のところそういう風に考えています。

でも、ゆくゆくは移転するつもり(笑)

「母が元気なうちの話ですけどね」

小原さん
でも、それは親もいるしっていうことなのでね。

もしそういうことが関係なくなったら、やっぱりもうちょっと分かりやすい場所に持っていこうかなとは(笑)

仁藤洋平
(笑)

まあ、この店残してもいいし、移転するか、スタッフが育てばもう1店舗出してもいいしっていうことですね。

小原さん
そうですね。

仁藤洋平
分かりました。

ありがとうございます。

ということで、今日は府中市のエステサロンの小原さんにインタビューしました。

今日はありがとうございました。

小原さん
はい、ありがとうございました。

まだ黎明期の時代にエステ業界に飛び込んだ小原さん。自分を信じ、前へ進み続ける大切さをインタビューの中でしきりに話してくださいました。小原さん、ありがとうございました。

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【仁藤洋平プロフィール】 1983年11月1日生まれ 埼玉県川口市出身 都内6店舗の理美容室代表 【店舗経営者として】 理容師になり5年目に、前店長の突然の退職をキッカケに自身が店長に就任。5席で月商105万円、新規客ほぼゼロ、スタッフ3名の赤字床屋の経営を任される。その後2年間で、1席当たり70万円売り上げれば優秀とされる理美容業界で、月商500万円を売り上げる繁盛店になる。怒涛の衰退産業である理美容業界でこの数字は圧倒的。2018年9月には「Chill Chair 高円寺北口店」をオープンするなど新店舗を続々出店中。 【コンサルタントとして】 現在では他店舗のコンサルティングにも力を入れている。店の「ウリ」を発掘し、独自の「スタイル」を軸に売上アップを実現する手法で実績多数。クライアント数は累計350店舗以上(2018年10月現在)。業種は理美容室、飲食店、ネイルサロン、エステサロン、治療院、製菓店、ワインショップ、眼鏡店、スポーツスクール、ダンススタジオ、通販など様々。エリアは北海道から沖縄まで日本全国、海外ではニューヨークなど各地にクライアントがいる。SEO対策に特化したホームページ制作も行なっており、制作実績は70店舗以上。全くのゼロベースからの新規出店プロデュースも手掛ける。 【著者として】 2015年8月に出版した著書「小さな床屋繁盛の法則」は、当時絶大な人気を得ていた芥川賞受賞作「火花」を抜き、Amazon総合ランキング1位を獲得。さらに同年の「Amazon2015年大賞」を受賞した。2016年9月には4冊目となる著書「店舗系マーケター」を出版。 【メディア掲載実績】 ・メンズプレッピー2016年3月号掲載(表紙) ・メンズプレッピー2016年4月号掲載 ・テレビ東京経済情報番組「モーニングチャージ」2016年8月出演 ・・・など多数。