1 人営業で月300万円売り上げる美容室の裏側を明かす「次世代エクステの秘密」連載企画第2回。
前回の記事では、格安化&飽和が進む現在のエクステ業界において、山本さんが繁盛している理由は、その「革新的技術」にあることがわかりました。
第2回となる今回は「次世代エクステと今までのエクステの違い」を明らかにします。
<山本さんの技術を詳しく知りたい方はこちら>
「次世代エクステ」は一体何が違うのか?
「今回は次世代エクステの特徴を聞かせてください」
こんにちは。仁藤です。今日も次世代エクステについて話していきたいと思います。今日も山本さん、よろしくお願いします。
前回、山本さんのお店が、エクステサロンをやられてるんですけど、メチャクチャ上手くいってて全国からもお客さんが来るし、単価も5万円だったりとか、すごく上手いってるということでした。
そのキーワードとして「大人のエクステ」と「馴染む」っていうところがキーワードになってくるのかなあと思います。
僕のお店は床屋なので、エクステは縁遠いっていうか、あまりピンと来ないところがあるので、
今回は「次世代エクステと今までのエクステの違い」を山本さんに聞いていきたいんですけども、お願いできますでしょうか。
今までのエクステの問題点とは?
まず、今までのエクステっていうのは、ポイントが4つあるんですけども。
問題点1:「エクステ=ギャル・高校生」とにかくイメージが悪すぎる
「現在進行形で、エクステのイメージは最悪」
まず根本的にエクステのイメージが悪すぎるっていうのが1つ目。
悪い。そうです。もうエクステっていうと「ギャル」「高校生」「若い」「馴染まない」っていうイメージが付いちゃってるんですよ。そういう点がまず1個。
確かに、僕もそんなにエクステは詳しくないんですけど、やっぱりギャルとか、僕もヒップホップとか好きなんで、そっち系ですよね。ブラック系とか…
確かに一般の人にはエクステのイメージは悪いかもしれないですね。
問題点2:馴染まずクラゲのようになる
そうですね。確かにそんなイメージがあります。だからこそ一般の人は導入できないというか、やってみようと思えないですよね。
思わないですよね(笑)「あれやるんだったら、やんないほうがいい」みたいになっちゃいますよね(笑)
すごく不自然になっちゃいますもんね。段差ができちゃって。
そうですよね。何かあれですよね。縮毛矯正の真っ直ぐすぎてカッパみたいに不自然になっちゃって…
エクステもそういうイメージで、クラゲみたいになっちゃう。明らかにエクステやってるっていうのがバレバレになっちゃうっていうのが、ちょっと嫌ですよね。
嫌ですね。見ててもちょっと嫌ですよね、あれは(笑)
もう嫌ですね。そういう人、たくさんいますね。街を歩いてると。
問題点3:「寝るときは三つ編み」などエクステの扱いが面倒くさい
あと、エクステの扱いの仕方が面倒くさいって結構思われてるんですよね。
そうです。付けたあと。付けた人がやっぱ扱いが面倒くさい。だから、やりたくないみたいな。そういう感じですね。
そういうイメージがあるんですね。実際面倒くさかったりするんですか。
ほんとは…
面倒くさいことをやらしてるんですよ、美容師さんが。扱いの仕方を。今までのエクステは。
だけど、面倒くさくないんですよ。扱いの仕方って、本当は。
「美容師がお客さんに面倒なことをさせてるんです」
例えばそれって、今までのエクステっていうのは、美容師さんってどういうことをやってって(お客さんに)お伝えするんですか。
一番よく聞くのが「寝るときに三つ編みにしてください」って言われます。
面倒くさいですよね(笑)だから、うちは絶対「三つ編みなんかしなくていい」ってはっきり言ってます。
もう、全然違うことを言います。その辺りとかの扱いの仕方も全然違うことを言います。
じゃあ、もう、ちゃんと寝る前に三つ編みにしないとすぐ取れちゃったりとかっていう…
絡んじゃうからっていう感じですよね。「寝てる間に絡まないように三つ編みしてください」ってほかの店は言うんですよね。
問題点4:コテで巻いて誤魔化さないといけない
4つ目はやっぱり何か不自然なので、コテで巻いて誤魔化したりとか。よくビフォー・アフターとか、ネットとかでいっぱい出てるじゃないですか。そうすると絶対巻いてますよね(笑)あれ、なぜ巻くか分かります?
そうなんです。ストレートだと不自然だから、巻いて誤魔化してるんですよ。
巻いて誤魔化したスタイル写真の例(Google検索)
今、山本さんからそういう話を振られたから「誤魔化してる」と言いましたけど、実際は分からないですよね。
そうなんです。これ、お客さんも分かってないんですよ。
だからよくあるのが、巻いて誤魔化されて帰ったんですけど、家に帰ってシャンプーしたら「何じゃこりゃ」みたいになっちゃう。そういうパターンが多いです。
じゃあ、3つ目の問題にもつながりますね。毎回巻かなきゃいけなくなっちゃうって(笑)
そう。だから「だったら付けないほうがいい」ってなっちゃうんですよ。
でも、普通にお客さんっていったら、いっても素人というか、言い方は悪いけど。だから、自分で巻くのだって、そんなプロみたいにうまくいかないから。
今までのエクステの問題点のまとめ
じゃあ、イメージが悪い、馴染まない…何でしたっけ、3つ目は?
扱いが面倒くさい。(今までのエクステは)三つ編みにしなきゃいけないんですよね。で、4つ目が…
コテで巻かなきゃいけない。エクステで馴染んでるように見せてる写真っていうのは、巻いてあるような写真が多いっていうことですね。
多いんですよ。見ればすぐ分かります。みんな巻いてます。
「次世代エクステ」の5つの技術的特徴
「次世代エクステは何が違うんですか?」
なるほど。
じゃあ、今までのエクステの問題点を4つお伝えしていただいたんですけど、山本さんが提唱してるというか、山本さんがやられてる次世代エクステっていうものは、(その問題点を)改善できてるというか、解消できてるってことですね。
まず、エクステの概念が覆ります。180度全然違うことを言ったりするので。覆ります。「エクステってこんな良いもんなんだ」ってのが分かります。
特徴1:どんな髪型でも自然なロングになれる
イメージが変わってしまうっていうことですね。なるほど。
じゃあ、これから話していただけるところで、そこがまた出てくると思うんですけど。
2つ目が馴染まないっていう問題があったと思うんですけど、馴染んでしまうってことですか?
そうです。「どんな髪型でも自然なロングになれる」ってことです。
(笑)
すごいですね。今までどこのお店でも「馴染まない」とイメージがすごく悪かったエクステが、どんなスタイルでも馴染んでしまうってことですね。
そうです。地毛が伸びたと勘違いするぐらいになりますね。
次世代エクステ例:ボブをロングに変身①
次世代エクステ例:ボブをロングに変身②
次世代エクステ例:重めぱっつんボブをロングに変身
次世代エクステ例:ショートをボブに変身
次世代エクステ例:ショートをロングに変身
特徴2:面倒な手入れが一切不要
それはすごいなあ。もう1つ、3つ目の問題点としては…
はい。
他のお店って、なぜ面倒くさいことを言われるのかっていうと、マニュアル通りに言ってるんですよ、扱いの仕方を。
面倒くさいことをやらしてるだけなんですよ。
今までのエクステってものが、三つ編みにして寝かせるのが当たり前だった?
じゃあ、それを山本さんは独自でいろいろ考えてみて、それが必要ないっていう風に答えが出たというか、そういうことなんですか。
はい。
俺の考え方っていうのは、「どんなに面倒くさがりやの人でも手入れができなきゃ駄目」って考えなんです。
人間ってみんな面倒くさがりやなんですよ。
だから、そういう人でも手入れができるやり方を教えてるんです。
なるほど。じゃあ、メチャクチャ簡単な手入れ方法ってことですね。
言えます。お客さんには「とにかく地毛が伸びたと思ってください」って言ってます。
「エクステ付けたと思わないでください」って言ってます。
「エクステを付けたと思っちゃダメ(笑)」
そうです。エクステ付けたと思った瞬間、面倒くさく感じるんです。
だから、地毛が伸びたと思えばいい。地毛が長いだけなので、何の苦にもならないですよね。
特徴3:ゴシゴシシャンプーしてもOK
それは普通に自分がロングの髪になったって思えばいいだけなんで、シャンプーも丁寧にっていうか…
ゴシゴシやっていいんです。「シャンプーゴシゴシやっていい」って言ってます。
じゃあ、もう何ていうんだろう。エクステの手入れというよりは…
自分の髪の毛の普段の手入れをしてくださいっていうような…
「地毛と完全に同じですね(笑)」
そう、考えなくていいんです。普段通りです。なのですごい楽。
ふんふん、逆にシャンプーしなかったりとか、不潔にしなきゃいいよっていうことですね。
そうです、そうです。もう「普段通りやっとけばいいよ」っていう感じです。
特徴4:朝起きてブラシで梳かして出れる
ない。そうです。
もう、うちのエクステに関しては「朝起きてブラシで梳かして出れる」っていうのが、コンセプトというか(笑)それを目指してるので、それでなきゃ駄目だという考えなんですよ。
で、さっきも…最初にも言ったんですけど、うちはギャルは来ないので、毎日巻く人はいないんですよ。大人のエクステなので、毎日巻く人っていないですよね。なので、とにかくストレートで自然でなきゃ駄目。
巻く必要がないので、すごく楽です。扱いとか。
「巻かなくても外に行けます」
すごいですね。そうか、でも、そもそも言ってましたもんね。馴染んじゃうっていう。
そうですよね。そもそもわざわざコテなんか使う必要がないって…
ですよね。朝あんまり時間がない人も多いでしょうから、そういう人はそのままストレートのまま全然出社したりとか、それでもいいよっていうことですね。
特徴5:ショートの人でもアップにできる
そういうことです。あと、ショートの人でもアップにできます。
網目は多少ちょっと、がっちりある人は見えるんですけど、短い毛は絶対出てこないです。下にバラバラ落ちたり。
なるほど。エクステっていうのがバレないっていうことですね。
「絶対にバレません」
すごいですね。それもいろいろと多分聞いて突っ込んでったら細かなノウハウがあるんだと思うんですけど。
そこは今回この音声の中で全部は聞きだせないと思うんですけど。
そうですね。たぶん5時間ぐらい掛かるんじゃないですか(笑)言葉で説明したら。
今回のまとめ
その辺ちょっと次回以降でまた、何かちょっと言える範囲でいいので、教えていただけたらなと思います。
取りあえず今回は山本さんの次世代エクステと、今までの従来のエクステの違いについて話しました。ちょっとまとめると、問題点として「イメージが悪い」っていうのが1つ、で、もう1つが「馴染まない」っていうことですね。もう1つが何でしたっけ…出てこないですね…
扱いが面倒くさい。編み込まなきゃいけないとかっていうことですね。
で、4つ目がコテを使って誤魔化す店が多いっていうことですね。その問題点を山本さんの次世代エクステだと、全て解消できてるということですよね。
概念を覆せる。
要は馴染むし、コテも必要ないし、お手入れも普段の自分の髪の毛のようにして良いということですね。
さらにアップにしてもエクステをしてることが分からないということ。
今までのエクステじゃ考えられないような、自分の髪の毛のように自然にできるっていうことですね。
なるほど。分かりました。
ちょっと今回も長くなってしまったので、次回以降、3本目以降で詳しくさらにエクステについて聞いていきたいなと思いますので、
また、山本さん、次回よろしくお願いします。
じゃ、ここまで聞いていただきありがとうございました。
次世代エクステは、今までのエクステとは違う「自然に馴染む大人のエクステ」でした。
次回は山本さんがどのようにして次世代エクステに行き着いたのか?その開発秘話に迫ります。
次の記事はこちら
<山本さんの技術を詳しく知りたい方はこちら>