【次世代店舗集客の秘密①】累計300店舗が繁盛した新・店舗集客法とは?

カリスマ美容師ブーム以降、元気のない理美容業界。「1席あたり50万円売上げれば御の字」と言われる今の時代に「1席平均100万」「月200人新規集客」「300店舗以上を繁盛させた」経営者がいる。その男はいったい何をしているのか?全4回の連載でその秘密を明らかにする。

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累計300店舗が繁盛した新・店舗集客法とは?

坂井
こんにちは。

インタビュアーの坂井です。

今日から「次世代店舗集客の秘密」というテーマで、仁藤洋平さんと一緒に対談をお届けしていきます。

仁藤さん、よろしくお願いします。

仁藤洋平
お願いします。

坂井
この企画では、全4本の動画をお届けします。

その中では「1人営業の美容室でも月商100万円を実現するための知識やノウハウ」をお届けしていきます。

ですので、1人営業の店舗経営者の方であったりとか、これから独立開業を目指す方、2店舗目以降の出店を考えている方など、小規模なお店をされている方&独立開業予定の方はぜひご覧ください。

というわけで、まだ仁藤さんのことをよくご存じない方もいらっしゃると思うので、まず最初に簡単な自己紹介をして頂いてもよろしいですか?

都内で6店舗の理美容室を経営する仁藤洋平

仁藤洋平
都内で理美容室を5店舗(現在は6店舗)経営しています。

そこで繁盛させたノウハウを使って理美容室を始め、100店舗以上のコンサルをしてきました。

坂井
ありがとうございます。

ということで、自己紹介にもあったように仁藤さんには2つの顔があります。

店舗経営者としての顔とコンサルタントとしての顔があるわけなんですけど、

まずは店舗経営者としての部分を深掘りしていこうと思います。

5店舗あって、そのお店がすごく繁盛されてるということですが、

どのぐらい繁盛してるのかをお話いただいてもよろしいですか。

1席あたり100万円売り上げる床屋

仁藤洋平
まず、中野にある5席の床屋さんは月商500万円です。

高円寺と吉祥寺には4席の店があるんですけども、それぞれ400万円売上を達成できているという実績があります。

坂井
僕が店舗経営者じゃないので、よく分からないんですけど、例えば5席のお店で、中野でやっていて月商500万円っていうのは、どのくらいすごいんでしょうか?

繁盛している基準というのはどのぐらいになるんですか?

仁藤洋平
美容室だと単価も高かったりとか、商品をいっぱい売ったりとか、シャンプーだったりだとか、そういうので結構売上はいくもんなんですけど、床屋だと技術売上がメインになるので……

坂井
店販ができないということですか?

仁藤洋平
できないと言っちゃうとあれなんですけど、男性のお客さんってそこまで化粧品を買わないんですよね。

坂井
買わないですよね。

仁藤洋平
だから技術の売上がメインなんです。

業界的に今言われてるのが、5席の店なら技術売上で250万行けば御の字。

「1席で50万売り上げればいい」って言われてますね。

坂井
じゃあ、仁藤さんの店は2倍ということになりますね。

仁藤洋平
そうですね。
坂井
なるほど。

1席当たり50万ぐらい売り上げれば大体御の字という感じなんですかね。

仁藤洋平
そうですね。

昔は400万とか売上げているお店さんも多かったと思うんですけど、やっぱり今店舗が増えてるので、なかなか難しくなってきているということですね。

坂井
分かりました。

じゃあ、そんな今の苦しい時代に、どんな業種も飽和してると思うんですけれど、仁藤さんのお店は非常に繁盛されていると。

中野店はもともと月商100万円の大赤字店だった

坂井
中野のお店は、もともと全然ダメだったと聞きました。

仁藤洋平
そうですね。

僕がが経営側に立たさせていただいた最初の頃には、月商100万円ぐらいの月もあって……

坂井
5席で月商100万円?

仁藤洋平
5席で100万円の時があったんです。

スタッフも3人いて。

坂井
それは何年ぐらい前の話ですか?

仁藤洋平
もう6年前とか7年前ぐらいになってきますね。

坂井
なるほど。

3名いて月商100万円ということは、僕のような素人でも分かるのは、お給料払って、家賃払って、光熱費やら何やら払ったら、お店をやっていけないですよね……

仁藤洋平
やっていけないですね(笑)

坂井
大赤字ですよね。

仁藤洋平
はい、もう完全に赤でした。

それまで持ってた運転資金とか、自分の給料を減らしてスタッフに払ったり、そうやって何とかやってましたね。

坂井
結構どん底というか。

仁藤洋平
もうどん底もどん底ですね。

前店長の突然の退職をキッカケに経営側に

坂井
急に経営を任されたんですよね?

仁藤洋平
そうです。

それまでその会社の経営の一番トップにいた人が急に辞めちゃって、僕が一番古株だったんで、そのポジションになったっていう感じですね。

坂井
じゃあ仁藤さんも、もともとは1スタッフさんだったわけですね。

仁藤洋平
そうです。

坂井
もちろん経営の知識も何もない。

それでも今では繁盛されて、お店もどんどん増やしている状態ですよね。

仁藤洋平
そうですね。

累計300店舗以上を繁盛させたコンサルタントとしての顔も

坂井
もう1つ、コンサルタントとしての顔があると思うんですけれど、

そのコンサル活動を始めたのって、何年前ぐらいになるんですかね?

仁藤洋平
本格的に始めたのは3年前ぐらいからですね。

坂井
3年ぐらいで。

今、最初100店舗以上っていうお話があったと思うんですけど、結構な数ですよね。

仁藤洋平
そうですね。

ちなみにセミナーに来ていただいた方とか、講座に入っていただいた方とか、HP制作を請け負った方とか、オンライン上でアドバイスしている方も全部含めたら、もう300店舗いってますね。

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日本全国、海外にもクライアントがいる

坂井
全国の店舗経営者の方がいらっしゃるんですか?

仁藤洋平
そうですね。

もう沖縄から北海道まで。

坂井
海外にもいますか?

仁藤洋平
海外にもいますね(笑)

バンコクの方で、ネイルサロンをやってる方で、オンライン教材を買っていただいて、そこから質問を頂いたことがありますね。

あと、今まさにニューヨークのマッサージ店のホームページ制作を行っています。

坂井
やっぱり業種も様々なわけですよね。

仁藤洋平
そうですね。

理容室初め、整体院、スポーツジム関係、ネイルサロン、エステサロン、飲食店など、様々な業種の方に関わらせて頂いてますね。

事例1:年間500人を「断る」床屋

坂井

例えばこんな状態のお店をこんな状態まで繁盛させたという例はありますか?

仁藤洋平
一番分かりやすい例だと、都内で床屋さんを1人で経営されている方ですね。

新宿の隣にある初台というエリアでやられてる方です。

その方は、出会った当時は月商30万~40万ぐらいでした。

新規のお客さんも、月5人~10人ぐらい。

それが今では、もう月商100万超えて、新規のお客さんも月60〜70人来てるっていう。

坂井
1人で月商100万はなかなかすごいことですね。

仁藤洋平
相当すごいですし、相当新規のお客さまもお断りしてるみたいです(笑)

「年間500人断ってる」と言ってましたね。

坂井
もう今となっては受け入れられない?

仁藤洋平
そうみたいですね。

坂井
じゃあ、本当に1カ月先まで予約が入ってていると。

相当忙しそうですね。

仁藤洋平
そうですね。

なんで、2人目のスタッフさんを入れて、さらに売り上げを上げて、さらに店舗展開も今考えられている状態だということですね。

年間500人断る状態にまで繁盛した
中山さんとの対談記事はこちら

事例2:新規客数が前年比191%アップの美容室

坂井
他にも何かありますか?

仁藤洋平
美容室さんでいうと、愛知県の一宮市というところで美容室をやられてる方がいます。

そこはホームページの制作だったりとか、僕の講座に入って頂いて、新規客数が前年比で191%アップ。

坂井
ほぼ倍。

仁藤洋平
新規が191%アップして、売上自体も130%アップですね。

坂井
すごいですね。

そのお店は1人営業ではなくて、スタッフさんもいるんですか?

仁藤洋平
そうですね、はい。

オーナーさんが1人いらっしゃって、奥さんも含めたスタッフさんが5~6人ぐらい。

坂井
じゃあ、そこそこ大きいお店ですね。

仁藤洋平
大きいと思います。

坂井
やっぱり店舗の方って、集客で一番悩まれてる方が多いと思うんですけど、191%というのはすごいですね。

仁藤洋平
そうですね。

それも本当にホームページを作ってすぐ。

半年ぐらいで、その数字を出せました。

坂井
近所の店は大丈夫ですかね(笑)

仁藤洋平
(笑)

ね、そこはちょっとね。

どうなってるのか分からないですけど、他の店は他の店で上手くやってるんじゃないかな。

事例3:1年でテレビ取材5件を獲得した餃子専門店

坂井
理美容室以外だと何かありますかね。

仁藤洋平
大阪の心斎橋にある餃子屋さんですね。

もともと居酒屋バルみたいな業態でやられてたんですけど、それを女性向けの餃子専門店として打ち出しました。

細かい売上の数字までは聞いてないんですけども、全国放送のテレビから取り上げられたり、色々な雑誌から取り上げられたり、すごく繁盛されているという。

坂井
実は、僕はその方のお店に1度行ったことがあるんですけれど、本当に小っちゃいお店なんですよね。

全国放送のテレビという話が出ましたど、実は某解散してしまったアイドルが毎週やってた番組……

仁藤洋平
そうですね。

情報番組の。

坂井
番組名は言わないほうがいいかもしれないですけど、誰もが見たことのある番組に出た。

掲載された雑誌も、もう有名も有名、超有名雑誌なんですよね。

だから本当に繁盛してて、僕が行ったときも次から次へとお客さんが入ってきてました。

ランチ時だったんですけど。

仁藤洋平
「ランチも夜も断ることが多い」って言ってますね。

坂井
女性が多かった。

仁藤さんがウリを考えて、女性向けの餃子専門店という形で出したということですけれど、ランチに餃子を食べに来る女性が殺到するお店って、なかなかないじゃないですか。

仁藤洋平
そうですね(笑)

坂井
いや、すごいなあと思って。

どんな業種でも、そのお店の強みを生かして繁盛させられるっていうところが仁藤さんの強みなのかなあと思ってるんですよね。

新規客数191%アップした愛知県の美容室と
メディアから取材殺到中の餃子屋さんとの対談記事はこちら

仁藤自身の店もメンズプレッピーに多数掲載

坂井
仁藤さん自身も有名な業界誌の表紙になってますもんね。

仁藤洋平
はい。

「Men’sPREPPY」にはよく声を掛けてもらってます。

理美容業界の方なら知ってると思うんですけど、表紙にさせて頂いたこともありましたね。

業界紙に多数掲載。
メンズプレッピーの表紙にも(中央)

テレビ朝日の情報番組
「モーニングチャージ」にも出演

坂井
メディアに出るっていうのは1つの憧れのじゃないですか。

理美容師さんだったら「Men’sPREPPY」に出たいだろうし、テレビに出たいとか、メディア出演に興味がある方もいるでしょうし。

そんな方も、これからのお話も楽しみにして頂ければと思います。

店舗業界は冬の時代

坂井
今、店舗業界ってどうなんですか?

なかなか厳しい時代なんですかね。

あらゆる業種が飽和状態

仁藤洋平
はい、相当厳しいですよね。

店舗業界じゃない人でさえも感じていると思うんですけど、どこ行っても飲食店がいっぱいありますし、理美容室もコンビニの数より多いって言われてるぐらい。

歯医者さんとかもそうですけど、とにかく飽和状態になっちゃっている。

そこでお客さんを集めようとか、繁盛させようというと、かなり難しい。

確実に分散しちゃってますし、さらに人口も減っていることを考えると、繁盛させるには相当厳しい時代になってると思いますね。

坂井
お店が街に溢れすぎて人口も減ってるから。

ということは今後は尚更厳しくなっていくわけですね。

仁藤洋平
そうですね。

どんどん人口が減ってるわけですしね。

理美容室は1年持たない店が大多数

坂井
理美容室も潰れる店が多いんですか?

仁藤洋平
潰れてますね。

「1年間持たない店のほうが多い」って言われてますし、3年持つ店なんてほとんどないですね。

坂井
ほとんどが3年持たないんですか。

仁藤洋平
持たないって言われてますね、今は。

坂井
じゃあ、3年持ったら本当にすごいことなんですね。

仁藤洋平
古くからやってるとこのほうが経営しやすいんですよね、

常連のお客さんが残ってて、何とか経営できるから。

今は、新しく参入してきた店がどんどん潰れちゃってるっていう傾向ですよね。

さらに最近だと、海外のお店が日本に出してきたり。

ますます競争が激しくなってますね。

坂井
そうなんですね。

じゃあ、長くやってる店は常連さんがいるから、やっていけるけれど、新しい店は厳しいわけですね。

仁藤洋平
厳しいですね。

元々の勤務先の近くに店を出しても来てもらえない

坂井
独立開業する場合、もともとのお店からお客さんを引っ張ってくることもできると思うんですけど、それでも厳しいですか。

仁藤洋平
そうですね。

前にいたお店からお客さんを引っ張ること自体が、タブーな業界でもありますし、意外と来てもらえないんですよね。

これを見てる方で共感する人も多いと思うんですけど。

今まで行ってたお店から違うところに移動するわけじゃないですか?

すると、徒歩圏内10分とかでも来なくなってしまうっていうのが、今まで僕もいろんな方のコンサルをしてきた中でも感じるとこですね。

坂井
駅の反対側に出しただけなのに全然来ないとか?

仁藤洋平
来なくなる。

それって面白くて、僕の知り合いのお店が、10分ぐらいの距離に移転したんですよ。

坂井
大した距離じゃないですよね。

仁藤洋平
そう。

しかも、むしろ駅寄りに移動した。

坂井
嬉しいじゃないですか。

仁藤洋平
なのに常連のお客さんが来なくなっちゃったっていう。

坂井
何でなんですかね。

仁藤洋平
どうなんですかね。

例えば、改装期間中とか、ちょっと移動したことによって「じゃあ、ちょっと他の店に行ってみようか」と思うんじゃないですかね。

で、他に行ってみて、意外とそこが良かったとか。

例えば1,000円カットに行ったら「意外と1,000円カットでも全然変わんないじゃん」って思われちゃうと、なかなか厳しいところがあるんじゃないかと。

集客を増やしたい店は何をすればいいのか?

坂井
やっぱり今もそうだし、これからもお店を繁盛させるのってすごく難しいのかなと思うんですけれど、

そんな時代に、なぜ仁藤さんは、お店を繁盛させることができてるんですか。

ネット集客の仕組み化をする

仁藤洋平
そうですね。

リアルのビジネスというか、こういう店舗ビジネスをやられてる方って、ネットに弱いんですよね、非常に。

僕はネットにフォーカスしたところが一番の要因なんじゃないかなとに思ってます。

ネット集客の仕組み化を行なった。

坂井
ネット集客?

仁藤洋平
そうですね。

チラシやビラでの集客はやるだけ無駄

仁藤洋平
今まで僕らの業界って、チラシを撒いて集客するっていう頭しかなかったんですよ。

僕もまさにそうだったし、最初はそれをやってたんですけど。

やっぱり今ってチラシを駅前で配られてても受け取らない人のほうが多いし、ポストに入ってても見ないで捨てちゃう。

坂井
そうですね。

僕も家に返ってきてポストを開けて、チラシはすぐ横のゴミ箱に捨てますもんね。

ゴミ箱が用意されてる、マンションって。

仁藤洋平
ありますもんね(笑)

坂井
必要な封筒だけを家に持って帰るみたいな、そんな感じですよね。

では、リアルの集客方法は効果が薄れてる?

仁藤洋平
そうですね。

非常に難しくなって来てると思いますね。

パソコンが苦手な人でもできるネット集客法

坂井
まとめると、仁藤さんはリアル集客の厳しさを感じて、6年前にお店を任されたときからネット集客に特化して取り組んできて、今の繁盛があるということですね。

仁藤洋平
まさにそうですね。

坂井
コンサルしてるクライアントさんも、やっぱりネット集客に取り組んで繁盛しているということですか。

仁藤洋平
そういうことですね。

「ネットが必要なんじゃないか」と感じてる方って多いんですけど、「でも、いざ何をしたらいいか分からない」っていう人が多いんですよ。

そこで僕がやってきた方法を教えて、他の店舗の方も上手くいってるという状況ですね。

坂井
それはどんな業種でも、どんな地域でも、誰でもできるんですか?

例えば、店舗経営者の方は、もしかしたらパソコンが苦手な方も多いんじゃないのかなと思うんですけれど。

仁藤洋平
誰でもできる(笑)

僕も相当なアナログ人間でしたし、25歳のときに初めてノートパソコンを買ったくらいです。

そのパソコンもDJをやるために買ったんで、全然ビジネス用に使おうとかいうのは全く頭になくて。

27~28ぐらいのときに経営に携わらせていただいて、ネット集客の重要性に気づいて、そこからチョコチョコと勉強しながらやったんです。

だから本当に誰でもできると思いますけどね。

たぶん僕よりネットやパソコンを使ってる人の方が多いんじゃないかなと思うぐらいですね。

坂井
プログラミングができるとか、そういうわけじゃないんですね。

仁藤洋平
全然ですね(笑)

次回から次世代店舗集客の秘密を聞いていきます!

坂井
わかりました。

それでは今回はちょっと長くなってしまったので、次回以降に仁藤さんのネット集客の極意を聞いていきたいと思います。

また次回も楽しみにお待ちください。

というわけで、仁藤さん、ありがとうございました。

仁藤洋平
 ありがとうございました。