【次世代店舗集客の秘密③】誰でも出来る!ネット集客の仕組み化6ステップ

全く新しい店舗集客法を明かす「次世代店舗集客の秘密」連載企画第3弾。

今回は「ネット集客の仕組み化6ステップ」についてお届けします。

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目次

誰でも出来る!ネット集客の仕組み化6ステップを公開!

坂井
こんにちは、インタビュアーの坂井です。

今回も仁藤洋平さんと繁盛店の作り方について話していきたいと思います。

仁藤さん、よろしくお願いします。

仁藤洋平
よろしくお願いします。

坂井
今回は「仁藤さんがこれから誰かのお店を繁盛させるとしたら、どう取り組んでいくのか?」という部分について聞いていきます。

仮に東京の吉祥寺で1人で美容室。していて、月の新規が5名ぐらい、売上が月20~30万ぐらい。

そういうお店は多いですかね?

仁藤洋平
多いと思いますね。

坂井
多いですか。

そういうお店に「じゃあ、仁藤さん、どうしたらいいんですか?」と聞かれたときに、どう取り組んでいきますか?

ステップ1:ウリ作り

仁藤洋平
ここまで伝えてきたように、ネット集客の仕組み化をしなくちゃいけないわけですよね。

僕はいつも6ステップでやるんです。

まず最初の1ステップは「ウリ」を作るということですね。

ウリって何なのかっていうと、他のお店と差別化するための独自の強みとか、独自の武器みたいなものです。

そのウリを前面に出して、ネット集客をしていく。

そのためのウリを作んなくちゃいけないっていうことですね。

坂井
分かりました。

じゃあ、まず最初は「ウリを作る」ということですね。

「自分の店はほかの店とこれが違うぞ」「こういう人は来てくれ」という強い武器が必要だと。

「安さ」や「近さ」で選ばれてはいけない

坂井
実際、ウリがない店は多いですか?

仁藤洋平
ウリがない店が多いですよね。

例えばホットペッパーを見ていただくと分かると思うんですけど、色々お店が掲載されてますよね。

その中でどの店も同じようなことを言ってるわけですよ。

坂井
確かにそんな感じがしますね。

仁藤洋平
なので、お客さんも悩むわけですよ。

店ごとの違いがわからないから、最終的にクーポンが安かったり、割引率が高かったり、ネームバリューだったり、そういった理由で店を選んでしまう。

あと「近いから」というだけの理由だったり。

「別にどの店でもいいけど」っていう。

他の店と同じことは言ってはいけない

坂井
確かに「どんな方でも来てください」「どんなスタイルも似合わせます」というお店ばかりですよね。

仁藤洋平
「おもてなしします」とか「上質なサービスを提供します」とかね。

坂井
(笑)

「くつろぎがなんとかかんとか」とか。

仁藤洋平
「癒しを提供します」とか。

坂井
隠れ家的なやつですね。

そういう訴求の仕方は、仁藤さんから見ると、あまりよろしくない?

仁藤洋平
よくないですね。

坂井
他の店と同じような表現は、やっぱり駄目なんですかね。

仁藤洋平
そうですね。

やっぱり選んでもらえないですよね。

目を惹かないと思うんですよ、まず。

検索結果にバーッと並んでるときに。たくさん選択肢があるわけなんで、その中で「あれ? 何かこの店面白そうだな」っ目を止めさせなくちゃいけないわけですよね。

その時にやっぱり「ウリ」がないと、目を止めてもらえない。

スルーされてしまう。

つまり集客できない。

だから、ウリが必要だっていうことですよね。

坂井
皆さん、もともと働いていた店と同じような店を出しちゃうんですかね?

仁藤洋平
そうですね。

それは絶対大きいと思うんですよ。

「今まで働いていたとこがこういう風に打ち出してたから、自分も同じようにしよう」とか。

あとは、他の店のホームページとか集客サイトを真似て「うちもこうしよう」とか。

「営業に言われたから、その通りに載せよう」とか。

そう考えているから、全てが同じような感じの店になってしまってるんですよね。

どうすれば自分だけのウリを作れるのか?

坂井
なるほど。

とはいえ「いきなり自分の店だけのウリを作ろう」と考えても難しいんじゃないかなと思うんですけれど、どんな店でもウリは作れるんですか?

仁藤洋平
作れますね。

今まで300店舗以上にアドバイスしてきてますけども、できなかった店はないので、必ずウリは作れます。

それは何でかって言うと、今まで皆さん、5年でも10年でも今の仕事をやられてきてるわけですよ。

理美容師さんだったら、それなりのカットも練習してきてるし、パーマも練習してきてるし、カラーも練習してきてるし。

自分なりのこだわりが絶対にあるはずなんですよね。

その中で、強いて言えば自分は何が好きなのか、得意なのか、興味があるのか、どういったお客さんが好きなのか?

というポイントが絶対にあるはずなんですよね。

「強いて言えば」っていうレベル感でいいので、それを出してあげる。

それがウリになるっていうことなんですよね。

坂井
じゃあ、どんなな小さなこだわりだったり、「こんなの言っても大したことないんじゃないか」と思う部分さえも出していけば、誰でも強いウリが作れるっていうことですね。

仁藤洋平
そうなんですよね。

仁藤の店のウリはどう作ったのか?

坂井
仁藤さんの場合は、例えばどんなウリを作ったんですか?

「自分のウリって何だろう」と考えたときに。

自分やスタッフの趣味を掛け合わせ「西海岸ストリートスタイルバーバー」というウリにした

仁藤洋平
うちの店の場合は、自分たちが西海岸ヒップホップだったりとか、西海岸の発祥のスケートボードとか、そういうカルチャーが好きなスタッフが多かったんですよ。

僕もそうなんですけど。

じゃあ「西海岸ストリートスタイルバーバー」という形で、ストリートスタイルを提案する床屋さんというウリで打ち出したんですね。

その中で、どういったスタイルが自分たちは得意なのかっていったら、短髪、男らしい短髪スタイルが得意だよねということで「男らしい短髪スタイル」に特化した。

あと、あんまり若い人たちには対応したくなかった。

なんでかっていうと若い人たちって、いろんなお店に行きたがったり、あまり高い金額払えいから。

だから「働く男性」をターゲットにして「働く男性でもできるストリートスタイル」をウリとして提案しています。

坂井
自分の好きなものとか、趣味とか、仕事でのこだわりとか、こういう人に来てほしいとか、

そういった自分のこだわりをウリにしていけばいいっていうことですね。

業界の常識は無視して考える

仁藤洋平
そうです。

それを統合していけば強固になっていくということなんですね。

例えば、働く男性がターゲットになので、うちの店は夜10時まで営業してます。

平日は昼12時から営業。

坂井
夜10時まで?

遅くまでやってるんですね。

始まる時間も(笑)

仁藤洋平
働く男性は朝来ないし、そもそも自分たちが朝起きるのが苦手だからっていうことで(笑)

坂井
(笑)

そんな理由でいいんですか?

仁藤洋平
良いんですよ。

自分の希望とターゲットが合っていれば、全然問題ないんですね。

坂井
なるほどですね。

仁藤洋平
僕が夜10時まで営業にするまでは、他のお店さんは、大体夜8時までにしてたんですよ。

それがこの業界の常識だった。

でも、それを僕が変えちゃって、今はそういう店が増えてきてますけどね。

僕の影響かどうか分かんないですけど(笑)

そうやって「西海岸ストリートスタイルバーバー」「短髪が得意」「働く男性がターゲット」というウリを統合して、自分の店のスタイルを作れば良いんです。

坂井
世界に同じ人間は1人もいないわけなんで、誰で自分だけのウリができるということですね。

業界の常識に囚われなくていい。

分かりました。

ステップ2:ホームページ

坂井
ウリを作ったあとは何をされるんですか?

仁藤洋平
ステップ2は「ホームページ集客」です。

なぜホームページを作ったほうがいいのかっていうと、Web上にネット上にお店を作るのと一緒の考え方なんですよね。

内装、外装とか物件を見つけてお店を建てるわけじゃないですか。

でも、その段階では、ネット上には自分のお店の情報が一切ないわけですよ。

そこで、ネット上にお店を建てること=ホームページを作ること、と思っていただきたいんですよね。

だから、まずホームページを作らなきゃいけない。

なぜ多くの店は、ホームページを作っても集客できないのか?

坂井
ホームページって集客できるんですね。

「ホームページを作ったけどうまくいかなった」という人も多いと思うんですけれど。

ちっちゃな個人店でもホームページは効果があるんですか?

ホームページ集客のキモはSEO対策

仁藤洋平
効果ありますね。

やっぱり皆さん、正しいやり方を知らないんですよ。

ただホームページを作ればいいっていうわけではないんですよね。

しっかりとお店がある地域名と業種名で検索結果に上位表示させる。

例えばうちの店だと「吉祥寺 美容院 メンズや「吉祥寺 床屋」と検索したときに、1ページ目に表示させること。

それが「SEO対策」と言われるんですけど、しっかりとSEO対策がされたホームページを作ることが大前提です。

坂井
SEO対策がされたホームページを作れば集客ができる、ということですね。

実は、SEO対策は超簡単!

坂井
でも、なんか難しそうですね。

仁藤洋平
でも、全然難しいことではなくて(笑)

結構単純な作業なんですよ。

でも、出来ていない店が多いだけですね。

SEO対策ができている店は、ホームページかお客さんが来店する流れを作ることができていますね。

坂井
「SEO対策」なんて聞くと「大変じゃないかな」と思う人が多いと思うんですけれど、

実は細かい積み重ねというか、仁藤さんが確立されたノウハウがあるわけですね。

ここはこういうのを書く、この順番で書く、ここにタグを入れる、ここに道案内の動画を入れる…という理論に従ってやれば良い。

それだけで、どんなお店の業種でもエリアでも、SEOが上がって集客できるホームページが作れるということですね。

仁藤洋平
そうですね。

吉祥寺店は、初月からホームページのみで92人集客

坂井
仁藤さんのお店は、ホームページからどのぐらい集客できてるんですか?

仁藤洋平
お客さんが来たときにアンケートというか、カルテに書いてもらうんですけど、

吉祥寺店がオープンした頃は、92人でしたね。

ホームページから来たお客様だけで。

坂井
お店ができたばっかりということは、ホームページもできたばっかりですよね。

それでも来るんですね。

仁藤洋平
そうですね。

オープンする1~2カ月前から準備していたり、これは後でお伝えするんですけど、PPC広告を絡めて集客しました。

坂井
なるほどですね。

結果が出るのも早いってことですね。

仁藤洋平
早いですね。

ホームページは全ての媒体の受け皿になる

坂井
じゃあ、今お店を経営されてる方で、ホームページを持ってない方はこれから作る。

既に持っている方は、今あるものを直せば良いですか?

仁藤洋平
そうですね。

全てを経由するんですね、ホームページってのは。

例えばFacebookに情報発信しても、最終的にホームページに誘導する。

instagramに投稿しても、最終的にはホームページ。

全てはホームページから集客に至るので、しっかり作っておかないといけないと思いますね。

ステップ3:集客サイト

坂井
じゃあ、2つ目はホームページを作ることですね。

3つ目は何になりますか?

仁藤洋平
ステップ3は「集客サイト」への掲載ですね。

集客サイトというのは、ホットペッパーだったりとか、楽天ビューティだったり。

そういった既ユーザーがたくさんいる集客サイトに自分のお店の情報を載せることですね。

坂井
なんだかんだ集客サイトは使えるわけですね。

仁藤洋平
使えますね。

やはり既にユーザーさんがたくさんいるので。

SEOでも一番上の方にホットペッパーさんとか楽天ビューティさんが掲載されているので、つまり集客できるっていうことなんですよね。

例えば吉祥寺に引っ越してきた人だったら)「吉祥寺 美容院」って調べて、最初の1ページ目に出てくるホットペッパーさんとか楽天ビューティさんとかを見るわけです。

その中からお店を探すので、そこで自分の店のウリを出せば集客できるということですよね。

ホットペッパーに載せるべき店&載せない店

坂井
でも、あれですよね。

「取りあえずホットペッパーに載せとけ」という話ではないですよね。

仁藤洋平
ではないですね。

地域によって効果的な集客サイトは違います。

だから、自分に店に最適なサイトを選ぶ目が必要です。

僕のクライアントだと、ホットペッパーに載させない場合もありますね。

坂井
載せないんですか(笑)

掲載店舗の多い地域は要注意

仁藤洋平
はい、やっぱり料金が高いので。

エリアによっては、すごく高く金額を出さないと結果が出ない場合があるので、ホットペッパーを使わないこともあります。

坂井
費用の割に来ないからやめときましょうと。

仁藤洋平
そうですね。

1人経営のお店で、例えば吉祥寺にお店を出した場合、50万~60万掛けないとホットペッパーで一番上のほうに掲載できないんですよね。

坂井
そんなに掛かるんですね。

仁藤洋平
そうなんですよ。

一番安いプラン、例えば3万円のプランだと、一番後ろの方に掲載されるだけなので、そうするとただお金を払うだけになってしまうんですよね。

坂井
もったいないですよね。

仁藤洋平
そう。

それじゃ集客できないので、だったら、ホットペッパー以外の集客サイトも使う。

実際に「吉祥寺 美容院」と調べると、違うサイトが上位に出てきてるので、そういったところに載せたほうがいい。

っていうカウンセリングをしますね、クライアントには。

ホットペッパーより安く集客できるサイトの見つけ方

坂井
じゃあ、ホットペッパーより安い集客サイトだったり、無料の媒体があるかもしれない。

その見つけ方があるわけですね。

仁藤洋平
そうですね。

坂井
ちょっとだけ教えてもらってもいいですか?

仁藤洋平
そうですね(笑)

もう本当に単純で、地域名ですね。

「お店がある地域名+業種名」で検索したときに、1ページ目に出てるサイトに載せる。

それだけですね。

「エキテン」を使い、たった5000円で最高43人新規集客する美容室

仁藤洋平
大抵はホットペッパーが一番上来てるんですけど、地域によっては、エキテンが来てることもある。

エキテンで集客がうまくいっているお店さんも僕のクライアントでいますし。

坂井
確か宮城の方でしたっけ?

仁藤洋平
そうですね。

仙台の方ですね。

坂井
その方はどのぐらい来てるんですか?

仁藤洋平
最高で43人という報告が来てましたね。エキテンだけで。

坂井
単価の安いお店なんですか?

仁藤洋平
そこそこだと思います。

カット4,000円とか5,000円ぐらいなんで。

坂井
普通ですね。

仁藤洋平
普通ですね。

縮毛矯正のお客さんもいるので、単価はもう少し高いんですけどね。

坂井
エキテンって高いんですか?

仁藤洋平
エキテンは無料で掲載できます。

+月5,000円払えば上位に掲載できるオプションがありますね。

坂井
その方は5,000円払ってるんですか?

仁藤洋平
そうですね。

坂井
それで43人来るんですか?

大儲けですね(笑)

仁藤洋平
そうです。

それが集客サイトって本当に可能なんですよね。

うちも、楽天ビューティに載せてて、そこから月30人~40人とか来ることは普通にあるんで。

地方の店ほどホットペッパーは有効

坂井
なるほどですね。

じゃあ、集客サイト使うにせよ、ただただ右に倣えでホットペッパーを使うんじゃなくて、自分の地域に合った媒体を見極めて使うということですね。

もちろんウリを押し出すことが重要。

当然ホットペッパーが良いパターンもあるんですね。

仁藤洋平
あります、あります。

地方だと本当に10店舗ぐらいしか掲載してないこともあるんですよね、エリアによっては。

だったら絶対載せちゃったほうが良い。

ホットペッパーさんは集客力があるんで。

坂井
僕、群馬の片田舎出身なんですけど、そういうとこだとありかもしれないですね。

じゃあ、自分のエリアをまずは検索してみるといいかもしれないですね。

例えば「高崎 美容室 メンズ」とか、「高崎 美容室 パーマ」とかで検索してみて、何が出てくるかを見てみるといいですね。

ステップ4:PPC広告

坂井
ステップ4は何でしょうか?

仁藤洋平
ステップ4は「PPC広告」です。

さっきもホームページのところでちょっと触れましたけども。

ホームページはSEOで上位表示させるっていう話をしたんですけども、PPC広告はお金を払えば1ページ目の上部に表示できるという方法です。

裏技みたいですが(笑)

坂井
広告出てますね、確かに。

仁藤洋平
そうですね。

たぶん皆さんも「吉祥寺 美容院」とか「渋谷 美容室」と検索したときに、一番上に広告の欄があると思うんですね。

そこがつまりPPC広告。

その下にSEOで上がった記事がある。

すぐに一番目につく場所に表示できるので、PPC広告は使ったほうが良いと思ってますね。

単価3万円のエクステ店が毎月30名以上集客

坂井
なるほどですね。

PPC広告。

それはお金が掛かる方法になると思うんですけど、実際それで上手くいってるお店ってどんなところがありますか?

仁藤洋平
一番分かりやすいのは横浜のエクステ専門店さんです。

そこは単価が高いんですよ。

3万円ぐらいですね、1人の単価が。

常連になると、1回で5万円以上使う方もいるみたいです。

坂井
へー、僕はエクステってよく分からないんですけれど、平均はどのぐらいなんですか?

仁藤洋平
今は付け放題1万円店も多いです。

3万円はなかなか。

普通のエクステって、ちょっとクラゲっぽくなっちゃうというか、違和感があるんですけど、

そのお店は全く違和感のない自然なロングスタイルにできるのがウリです。

ショート→ロングでも、ボブ→ロングでも、エクステを付けているのがわからないくらい自然に。

坂井
エクステ感がないが全くないわけですね。

仁藤洋平
ないですね。

それをPPC広告を使って集客している。

「横浜 エクステ専門店」とか「横浜 エクステサロン」というキーワードで出してるし、他には「ショート なじむ エクステ」とか、本当に月間ちょっとの人しか調べてないようなキーワードでもとにかく出しまくってる。

そこから、横浜だけじゃなく埼玉や千葉、東北、遠いお客さんだと九州からも来ています。

PPC広告だけで月30人以上来てると言ってましたね。

単価3万円でも月30人以上集客する
山本さんとの対談記事はこちら

広告費2万円以下で90万円以上の売上

坂井
その方は、広告費はどのぐらい掛けてるんですか?

仁藤洋平
1万5,000円~1万8,000円という報告を受けましたね。

坂井
2万弱の広告費で、3万円の新規が30人来る…。

売上は90万円ですね。

すごい(笑)

仁藤洋平
相当な利益ですよね。

坂井
とんでもないですよね(笑)

もちろん、材料費も掛かると思うんですけど、とはいえ利益も相当ですよね。

仁藤洋平
そうなんですよ。

しかもらその人独自の技術なんでリピートも当然するし、紹介もしてもらえるし。

坂井
へー、すごいですね。

そんなに来てるんですね。

全国からも来てるということですし。

仁藤洋平
そうなんですよ。

もちろんPPC広告だけやってもダメですけどね。

ステップ2のホームページや、ステップ3の集客サイトのページが無いとダメなんで。

でも、それさえあれば、PPC広告を出せば集客ができちゃう。

坂井
そうか、広告をクリックした先にあるページがないと意味ないですもんね。

その方はホームページに飛ばしてるわけですね。

ギャルが来ないエクステ店

坂井
PPC広告をやる前はどんな状態だったんですかね?

仁藤洋平
もう全然新規のお客さんが来てなかったと言ってました。

1ヶ月で5人しか来なかったり。

もしくは全然来てほしくない層のお客さんが来てしまったり、例えばギャルとか。

なんで来てほしくないかっていうと、ギャル向けのお店ではないんですよね。

基本的に、エクステを付ける人はギャルが多いんですよ。

あとブラックミュージック系の人、ブラックカルチャー系の人とか。

でも、そういった人じゃなくて、もう本当に普通のOLさんがくる。

どっかのお店で髪を短くされちゃって、それを長く戻したいとか、そういう人のためのエクステサロンなので。

坂井
駆け込み寺のような感じなんですね。

仁藤洋平
そうなんですよ。

まさに駆け込み寺。

そういった自分が求めてるお客さん、まさに優良顧客が集まるようになったということなんですね。

坂井
へー、それは嬉しいですね。

仁藤洋平
「毎日楽しい」って言ってますね。

坂井
(笑)

講師活動のチャンスも生まれた

仁藤洋平
今は講師活動もされてますね、

坂井
エクステの技術を教える講師?

仁藤洋平
はい。

坂井
それもやっぱり、仁藤さんのやり方でネット集客に取り組んでたから、お話を頂けるんですよね。

じゃあ、ステップ4はPPC広告を使いましょうと。

PPC広告はタダ同然の費用で始められる

坂井
でも、結構予算少ないですね。

何十万も掛けなくていいんですね。

仁藤洋平
そうなんですよ。

例えば、本当にニッチなキーワードだったら、ワンクリック10円とかで広告出せちゃうんで。

坂井
1回クリックされると10円?

仁藤洋平
10円程度でも全然広告を出せる。

むしろそういったニッチなキーワードを狙っていくのが僕の考え方ですね。

逆に「吉祥寺 美容院」みたいなビッグキーワードだと、ワンクリック500円とか出さないと1ページ目に出せなかったりするんで。

そういったのは逆に出さないで、もっと細かいキーワードで出していくっていうことですね。

仁藤の店は広告費の6倍以上の売上を叩き出す

坂井
仁藤さんも出してるんですか、PPC広告を?

仁藤洋平
出してます。

吉祥寺店は出してますね。

坂井
どのぐらい掛けてるんですか?

仁藤洋平
月に5万円ぐらいですかね、うちの場合は。

坂井
どのぐらい来るもんなんですか?

仁藤洋平
それで大体50~60人は毎月来てますね。

もっとかな?

坂井
単価も聞いてもいいですか(笑)

仁藤洋平
単価は大体6,000~7,000円ぐらいかな。

吉祥寺はちょっと高いんで。

坂井
なるほど。

じゃあ、計算すると分かりますけど、全然広告費より売上は多いわけですね。

仁藤洋平
余裕でペイできてるし、もちろん当然リピートもしてくれる。

優良顧客さんが集まってきてくれてるんで。

もう何の心配もないですね。

もっと掛けてもいいぐらいの感じですけど。

坂井
なるほど、分かりました。

ステップ5:SNS

坂井
ステップ5は何になるんでしょうか?

仁藤洋平
ステップ5は「SNS」ですね。

これはやられてる方も多いと思うんですけど、Facebookだったりとかインスタグラムを活用してして、ホームページとか集客サイトに誘導していくっていうことですね。

今すぐ店舗アカウントを作ろう

坂井
SNS…

でも、結構みんな使ってませんか?

仁藤洋平
使ってますね。

坂井
厳しいんじゃないかなって思いますけど、どうなんですか?

使ってるけど上手くいってない人が多いですよね?

これを見てる人もきっとそうなんじゃないかな。

仁藤洋平
多いですね。

趣味的に、普通の友達と交流するために使ってる人が多いので。

例えば「ご飯を食べに行った」とか、「どっか旅行に行った」、そういうのもたまには良いと思うんですけど。

それよりもやっぱり、集客に直結する情報や、お客様のためになるような情報を提供したほうが興味は湧いてもらえますよね。

坂井
集客用のアカウントを作って、それを運用するわけですね。

仁藤洋平
例えば、インスタグラムって全てが一貫性というか、世界観が大事なんですよね。

そこにファンが付く媒体になので。

だから例えば、ヘアスタイルの画像だけをアップするとか、色味とか加工の色味とかも統一してあげるとか、戦略的に使ってあげることが重要になってきますよね。

趣味や日常の投稿はいらない

坂井
そうなんですね。

例えば今、SNSを使ってる人でありがちな駄目パターンってあるんですか?

見てすぐ分かるような。

仁藤洋平
そうですね(笑)

いや、もうまさに「ご飯食べてきた」っていうレベルのやつ。

それも、どういうところでご飯を食べてきて、どういうサービスを受けて、こういうところが良かったとか、それをじゃあ自分の店でも活かしていきたいとか、そういった内容ならまだいいのかなとは思うんですけど。

ただただ「ご飯を食べてきた」とか「今日こんな最悪だった」という愚痴みたいなのとか、そういうのはもう本当に良くないですね。

坂井
(笑)

仁藤洋平
何のポジティブなことも起きないなあと思いますけどね。

坂井
写真を1枚投稿するにも、1回つぶやくにも、お客さんのためを考えてやってくことが大事。

仁藤洋平
結局、タメになる情報を出すことによって「あ、この人何か面白そうだな」とか「この人の情報見てみたいな」と思ってもらう。

そこからフォロワーになってくれたり、友達になってくれたりするわけなので。

フォロワーのほぼゼロから20人以上集客した会津若松市の美容室

坂井
何か事例ありますか?

SNSを使ってこんな人が上手くいったという。

仁藤洋平
会津若松市の美容室さんですね。

ユニセックスサロンの方なんですけど、その方は独立開業する前から僕の講座に入って頂きました。

その時に、オープンまでに、自分が店を出す周辺に住んでる方や働きに来てる方と友達になって、情報を提供しましょうという話をしていたら、独立して初月にSNSから20人以上予約が入りましたね。

坂井
すごいですね。

これから新規出店を考えている方も多いって思うんですけれど、独立開業って怖いじゃないですか。

「本当に上手くいくのかな」という不安ってあると思うんですけど。

でも、SNSを使ったことで、一気に全然知らない新規が20人来たら、それは嬉しいですよね。

今でも上手くいってるんですか?

仁藤洋平
さらにリピートにも繋がってるでしょうし、上手く行ってると思いますけどね。

今のフォロワー数は全く関係ない

坂井
僕のイメージだと「SNSで集客するにはフォロワーが1万人いないといけないんじゃないか?」というイメージもあるんですけど、そんなわけでもないですか?

仁藤洋平
そんなことないですね。

坂井
誰でもできるんですか?

仁藤洋平
数じゃないんで。

関係性が濃いというか、自分の店に興味を持ってる人と繋がることが重要ですね。

坂井
そうなんですか。

じゃあ、別に、フォロワー100人とか300人でも全然できる?

仁藤洋平
全然問題ないですね。

坂井
問題ないですか。

仁藤洋平
はい。

さらに言えば、SNSの広告もあるんで。

SNS広告はPPC広告よりも何十倍も簡単に出せるので、フォロワーさんとか友達の数が少なくても、それを使って集客に繋げられます。

坂井
じゃあ、本当に今からTwitterのアカウントを作って、初期の卵アイコンから始まる人でも大丈夫ということですね。

ステップ6:ブログ

坂井
じゃあ、次が最後だと思うんですけど、ステップ6は何になりますか?

仁藤洋平
ステップ6は「ブログ」ですね。

アメブロだったりとか、ブログを書いてる方もいらっしゃると思うんですけども。

戦略的にブログ記事を書いて、しっかりとホームページに誘導したりとか、集客サイトに誘導して、集客のための記事を書くことが重要ですね。

坂井
アメブロでもいいんですか?

仁藤洋平
アメブロでも問題ないです。

基本的には、ワードプレスが一番良いとは言われてますけども、ひとまず現状使われてるものでも全然構わないですね。

坂井
じゃあ、今アメブロを書いてる人だった、アメブロでもいいってことですね。

仁藤洋平
そうですね。

アメブロ的な集客法は忘れよう

坂井
前回だったかな?

「毎日書く必要はない」とお話しされてましたけど。

仁藤洋平
ないですね。

週1回ぐらいで全然かまわないし、何だったら2週間に1回でも良いです。

これもSNSでちょっと触れたとこなんですけど、集客したければ趣味的な記事は書かない。

ビジネス用のブログと趣味用のブログを分ける。

お店の集客用に使うブログは、全てを集客のための記事にする。

理美容室だったら癖毛についての記事を書いたりとか、カラーについての記事を書いたりとか、薄毛対策についての記事を書くとか、シャンプーについての記事を書く、という風に全て理美容についての情報を提供する。

そうじゃないとSEOの効果が下がっちゃうので。

変な趣味ブログ記事は書かないほうが良いってとこですね。

坂井
ブログ集客のポイントもSEOということですね。

そのためにもアクセスが集まるような記事を書く必要があるってことですね。

たった1記事で6万PV集める床屋のブログ

坂井
クライアントの方でブログで上手くいってる方はいますか?

仁藤洋平
それも初台の床屋さんが結構上手くいってますね。

「外国人 髪型」とか「外人 髪型」と調べたときに、1ページ目にその人が書いたブログ記事が表示されてるんですよね。

1ページ目のかなり上のほうに表示されてて、1年経たないうちに6万PVいきました。

坂井
ブログが6万PV?

仁藤洋平
6万PV。その記事だけで。

坂井
1記事が6万PVなんですか?

6万PVの記事ってとんでもないですよね?

仁藤洋平
相当すごいですね。

1年換算したって、毎月5,000pv見られてるわけですからね。

坂井
そうですよね。

逆に言えば、みんなそんなに外国人の髪型を知りたいってことですね(笑)

それも面白いと思うんですけど。

仁藤洋平
それだけ需要があることを先に調べて書いてもらいました。

坂井
戦略的ですね。

仁藤洋平
ええ、戦略ですよね。

坂井
その6万PVの中から、実際にお店に来店される方もやっぱりいるんですか?

仁藤洋平
もちろんいらっしゃるみたいですね。

「ブログ見てきた」っていう人もいるし、ブログからホームページに飛んで、ホームページから予約する方もいますね。

坂井
そうですよね。

外国人の髪型を探してる人は、きっと自分もそういう系の髪型にしたくて探してるわけですもんね。

それがたまたま近所にあったら行こうかなって思いますよね。

ホームページとブログの組み合わせが最強

仁藤洋平
ブログのSEOが上がると、ホームページのSEOも安定するんですね。

その店だと「初台 美容室」とか、隣駅の「幡ヶ谷 美容室」とか、そういったキーワードで上位に上がってるんですけど、ブログとホームページの相乗効果ですね。

坂井
ホームページからの集客を増やすためにも、ブログが重要ということですね。

なるほどですね、分かりました。

・ステップ1:ウリ作り
・ステップ2:ホームページ
・ステップ3:集客サイト
・ステップ4:PPC広告
・ステップ5:SNS
・ステップ6:ブログ

この6ステップですね。

これをしっかりやっていけば、どんな方でも繁盛できる。

最初の例に出した、吉祥寺で1人営業をしている美容室さん、今20~30万ぐらいしか売上ないっていう方も、月商100万は誰でもいけるっていうことですね。

仁藤洋平
そうですね。

誰でもいけますね。

坂井
しかも、優良顧客が集まる。

新規で来店された方が、しっかりとリピートして、毎月毎月お客さんの数が増えていく形が作れるってことですね。

仁藤洋平
そうですね。

坂井
分かりました。

ネット集客の仕組み化の進め方

坂井
仁藤さんは、この一通りの仕組みを、早くてどのぐらいで作るんですか?

最短45日で仕組みは完成する

仁藤洋平
1カ月半くらいですね。

2カ月掛かんないですね。

物件が決まって、そこから結構スピーディに進んでいくんで、大体1カ月半~2カ月で終わらせちゃう感じですね。

坂井
そんなに短期間できちゃうんですか?

仁藤洋平
できちゃうんです。

ステップ3以降はコピペで済むことも

坂井
しかもそれを作ったあとは、ほぼやることない?

仁藤洋平
そう。

最初が一番大変っちゃ大変なんですけど、それさえやってしまえばそのあと楽になる。

1から6までって結構大変そうに聞こえちゃうかもしんないですけど、ウリを作ってホームページを作っちゃったら、その情報を例えば集客サイトに載せるだけだったりとか、PPC広告に載せるだけだったりとか、SNSで発信するだけ、ブログで発信するだけってなるので。

全部見ると大変そうに思うかもしれないですけど、最初の1ステップ目と2ステップ目をやってしまえば、あとは結構楽になってくるんですよね。

坂井
じゃあ、コピペで足りるところも……

仁藤洋平
(笑)

コピペで足りるところがいっぱい出てきます。

坂井
そうなんですか。

しかもパソコンが苦手な方でもできるし、結果も出るのも早いしですね。

そしたらその45日間(1ヶ月半)って、頑張る価値ありますよね。

それで集客が増えるんだったら。

ステップ4で「予約お断り状態」になる店もある

仁藤洋平
6ステップは、目指す数字にも寄りますよね。

例えば仁藤さんみたいに、月200人集客したかったら、6ステップ全部必要かもしれないけど、今5人のところを10人にしたいとか、30人にしたいんだったら、全部やらなくても良いかもしれないですね。

目指す数字に合わせた基準があると思うので。

それぞれのお店の規模感とか目標に合わせてやっていくってことですね。

仁藤洋平
そうですね。

下手したらステップ3とか4の辺りで、自分の目標にしてる新規客数を達成できる可能性も全然ありますよね。

坂井
そういう方もいますか?

仁藤洋平
います、います。

全然います。

坂井
「SNSとブログまで行きませんでした」みたいな。

仁藤洋平
言っちゃえばうちの店、そこまでブログは強化してないんで。

坂井
そうですか(笑)

仁藤洋平
なんならステップ4までの段階で、結構集客できちゃうクライアントばっかりですね。

実際にやってみないと分からないとこもあるんですけど、全然可能だっていうとこですね。

坂井
なるほど、分かりました。

まとめると、この6ステップに沿っていけば、誰でも集客できますよということですね。

次回、仁藤の特別プログラムを発表します!

坂井
で、ここまで仁藤さんの集客法の極一部を聞いてきたんですけれども、次回の動画では、仁藤さんと一緒に集客に取り組める特別プログラムを用意してますので、その発表をさせて頂きます。

楽しみにお待ちくださいで。

仁藤さん、今回もありがとうございました。

仁藤洋平
ありがとうございました。

遂に明かされた次世代店舗集客の秘密。それは「ネット集客の仕組み化6ステップ」だった。圧倒的な実験と検証を重ねて生み出されたこの6ステップは、悩める店舗経営者たちを救うのだろう。そして次回、仁藤と一緒にネット集客の仕組み化に取り組む特別プログラムを発表!メールでのお知らせを楽しみにお待ちください。