【次世代店舗集客の秘密②】ネット集客の仕組み化のポイントとは?

全く新しい店舗集客法を明かす「次世代店舗集客の秘密」連載企画第2弾。

今回は「ネット集客の仕組み化のポイント」についてお届けします。

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ネット集客の仕組み化のポイントとは?

坂井
こんにちは、坂井です。

今日も仁藤洋平さんに繁盛店の作り方について聞いていきたいと思います。

それでは仁藤さん、よろしくお願いします。

仁藤洋平
よろしくお願いします。
坂井
前回の話では、仁藤さんが5席で月商100万円という赤字だった状態からどうやって繁盛したのか?

その秘密は「ネット集客の仕組み化」ということでした。

今回は、なぜネット集客が大事なのかという部分について聞いていこうと思います。

リアル集客が終わっている理由

坂井
そもそも「リアル」と「ネット」の2つに分けられると思うんですけど、リアルの集客方法はもうダメなんでしょうか?

飽和していて、もう誰も読まない

仁藤洋平
そうですね。

前回もちょっと話しましたけども、リアルな集客法は効果が本当に薄れています。

駅前でチラシを配っても誰ももらわないですし、ポケットティッシュを配ってても、そのティッシュだけもらって全然チラシを見ないし、ポスティングとかでポストに入ってても、その場で捨てちゃうし。

昔はチラシの集客が流行ってたというか、リアルの集客しかなかったんで、時代的に。

その時はもうそれしかなかったら、それが蔓延して、今では飽和しちゃってるっていう状態ですよね。

坂井
なるほど、そうか。

確かに10年前ぐらいまでは、ネットって一般的じゃなかったのかと思いますし、その時はチラシぐらいしかやってなかったわけですね。

チラシを撒くだけで、200人集客できた時代があった

坂井
昔はチラシを撒いたら、結構な人数が来てたんですか?
仁藤洋平
そういう時期もあったみたいですけどね。

僕がこの業界に入って、もう12~13年前ぐらいになるんですけど、昔からほとんど反応はなかったですよね。

坂井
当時から反応はなかったですか。
仁藤洋平
はい。

でも、よく言われるのは、1万枚配ったら50人来てた時期もあったとか。

カリスマ美容師世代のクライアントから聞いた話では、15年前はチラシを配っただけで、初月200人ぐらい新規のお客さんが来たという話は聞きましたり

名古屋の方なんですけど。

坂井
(笑)

すごいですね。

仁藤洋平
すごい時代もあったんだなあと。
坂井
すごく集客できてた時代があったわけですね。

もちろんチラシの作り込みも1つのポイントなんでしょうけど。

今は、1万枚撒いても5人しか来ない

坂井
今はどのくらいなんですか?
仁藤洋平
1万枚配って5人来たらいいとか、そんな感じですね。
坂井
0.0005%ですね。

全然来ないですね。

もはやチラシ集客は採算が取れない

坂井
1万枚も撒いたら結構なお金が掛かりませんか?
仁藤洋平
掛かります、掛かります。

自分で作るかどうかにもよるんですけども、一番多いのはチラシ業者さんに頼む場合。

業者に頼んだら、1万枚で10万くらい掛かるだろうし、それを新聞折り込みで入れたりすると、また10万ぐらい掛かったりとか。

坂井
じゃあ、1回撒くのに20万ぐらいは……
仁藤洋平
掛かっちゃいますね。

自分の手で配ればお金は掛かりませんけど、その分時間も掛かるし。

坂井
そうですよね。
仁藤洋平
大変な作業ですね。
坂井
じゃあ仮に、1万枚刷って、新聞折り込みで撒いて、20万円掛かりました。

5人しか来なかったら全然元取れないですよね。

仁藤洋平
元取れないですよね。
坂井
仮に単価5,000円だとして売上は2万5,000円ですよね。

10回ぐらいリピートしてもらわないと元が取れないですもんね(笑)

仁藤洋平
そうですね。

もちろんリピートも見据えているわけですけど、それでもやっぱり5人は厳しいですよね。

お金だけでなく「時間」というコストがかかる

坂井
そうか、じゃあ、やっぱり効果が薄れてるってのもあるし、コストも掛かっちゃうっていうデメリットもあるんですかね。
仁藤洋平
そういうことですね。

実は、ネットの集客ってお金が掛かるイメージを持っている人が多いんですけど、明らかにチラシとかの方がコストが掛かる。

色々なコストが掛かりますよね。

お金という意味でも掛かるし、時間のコストも掛かるしっていうところで、ちょっと厳しいですよね。

店舗経営者が気づいていないネット集客のメリット

坂井
逆にネットだと、お金も時間もあまり掛からないんですか?

自分のお店の状態に合わせて集客できる

仁藤洋平
そうですね。

何て言うのかな…自分のお店の適性に合わせられるんですよね。

あまり掛けたくないんだったら、そこまで掛けずに費用対効果を最大化させたり。

どれだけ新規のお客さんを取りたいかによって、自分で自由に決められるところがありますよね。

坂井
例えば、今月はいつもより10人多く集客したいなと思ったら、ちょっとお金を掛けてみたりとか、

前回お話を聞いた初台の床屋さんだったら、もう手一杯だから経費を下げようとか、そういう調整もできるわけですか。

ホットペッパーに載せればいいってもんじゃない

仁藤洋平
そうですね。

その初台の床屋さんだったら、ホームページから集客できちゃってるんで、それまで載せてたホットペッパーの掲載をやめようとか、そういった風に行動に移せますよね。

坂井
ホットペッパーって、素人考えでも、基本は載せとくもんだと思うんですけど。

理美容師さんはホットペッパーは皆さん掲載されてると思うんですけど、やめちゃっても全然大丈夫な状態になってるわけですもんね。

仁藤洋平
そうですね、全然問題ないですね。

むしろホットペッパーで集客しづらくなってきてるんですよ。

掲載店舗が増えたから飽和しちゃって。

今おっしゃったように、一般の人でも「理美容室=ホットペッパーに載せる」というイメージがあるくらい飽和しちゃってるんで、すごい集客しづらくなってますね。

坂井
そうなんですか。

じゃあ、仁藤さんは決してホットペッパー頼みの集客をさせてるわけじゃないってことですよね。

仁藤洋平
そうですね。

ネット集客の仕方ってたくさんあるんですけど、組み合わせて正しくやっていけば、どこのお店でも集客できますね。

ネットなら集客を「自動化」できる

坂井
他にもリアル集客とネット集客の違いはありますか?
仁藤洋平
そうですね。

リアルの集客方法だと、常にやってなくちゃいけないんですよね。

毎月チラシも作んなくちゃいけないし、それを配りに色んなとこに行かなきゃいけないし。

っていうところで、常に行動し続けなきゃいけない部分がデメリットとしてはあるんじゃないかなと思いますよね。

坂井
確かにそうですよね。

新規を増やそうと思ったら動かなきゃいけないですもんね。

ネットなら動かなくてもいいんですか?

仁藤洋平
そうですね。

ネットだと最初に設定をしてしまえば、そのまま自動的に集客できる状態になるんですよね。

その後は、ほとんど何もやらずに済む。

ちょっとテコ入れする程度でOKな状態になりますね。

坂井
集客の仕組み化ができるわけですね。
仁藤洋平
そうですね。

月200人集客しても、作業はほぼゼロ。

坂井
仁藤さんは、今はほとんど何もしてないんですか?

毎月何百人も集客してるわけですけど。

仁藤洋平
そうですね(笑)

ほぼ何もしてないような状態ですね。

坂井
毎日3時間とか4時間も作業してるとか、そういうことはなくて……
仁藤洋平
全くないですね。

お店が新しくオープンした時は、色々と構築するためにやるんですけども。

その時に頑張ってしまえば、その後はほとんどやることが無いんです。

集客の状態を見てちょっとテコ入れする程度ですね。

坂井
へー、じゃあ1日30分とかですか。

それさえもない?

仁藤洋平
もう今は何もしてないぐらいですね。
坂井
(笑)

なるほど。

じゃあ、空いた時間は新しい物件を見に行ったり、スタッフさんとコミュニケーションを取ったりしている?

仁藤洋平
そうです。

仁藤のクライアントも、今はほぼ何もせずに集客し続けている

坂井
今までのクライアントさんも、今そういう状態になってるんですか。
仁藤洋平
そうですね。

さっきの初台の床屋さんじゃないけど、ホットペッパーの掲載をやめようとか、もう少し広告費を掛けようとか、とにかく色々なネットの集客の方法を知ってるから、自由自在なんですよね。

今回はこれをやってみようかとか、ちょっと減ってきたからこれをやろうかとか、繁忙期だから集客強化しようとか、これはやめようかとか、集客の選択肢が増えるような形になりますね。

坂井
そうか、そうか。

じゃあ、すごく繁盛していて、1日10人以上お客さんを切っているような、そういう忙しい方でも、集客の仕組みが構築されてるから、ほとんど何もしなくても集客がどんどん増えちゃうということですね。

仁藤洋平
そういうことですね。

現場で忙しい人なんて、チラシを配りに行く時間もないわけですよ。

なほね、その場合は本当にネットの仕組みを作っておいて、それが勝手に集客してくれる状態にした方が良い。

あとは、営業が終わったあとに、ちょっとテコ入れする程度にしておけば負担もないですし。

坂井
そうなんですね。

きっとこれを見てる方は「早く教えてくれ」とおっしゃると思うんですけど、もうちょっとお待ちくださいね。

ほかにもリアルじゃ駄目な理由はありますか?

そもそもこれからの時代は、ネット集客をしなきゃヤバい

仁藤洋平
今ってスマホの時代じゃないですか?

誰もがネットで検索して、お店を探している時代だと思うんですよね。

だから、ネットで集客することが一番理にかなっているというか、効率良く集客できるんですよ。

坂井
そうなんですね。

確かに、何をするにせよ、まずネットで調べますもんね。

それは飲食店を探すときもそうだし、美容室探すときもそうだし、歯医者探すときも整体探すときもまずネットですもんね。

チラシは一切読まないですもんね。

仁藤洋平
そうなんですよ。

結構無意識的に調べられてると思うんですね、これを見てる方も。

どっか旅行へ行く時もそうだと思うんですけど。

それって逆を言えば、自分のお客さんもそういう風に店を探しているっていうことなんですよね。

坂井
なるほど。

やっぱりネットは必須なんですね。

必須というか、やってないとやばいぐらいですね。

仁藤洋平
やばいですね(笑)

今ですらやばいし、これからもっと活用していかないと厳しくなっていくんで、いち早く取り入れたほうがいいんじゃないかなと思いますけど。

正しいネット集客法が確立されていない店舗業界

坂井
僕は業界の人じゃないので分からないんですけど、ネットの重要性にまだ気づいてないもんなんですね、店舗経営者の方々。
仁藤洋平
そうですね。

ネットの集客が必要だと感じているとは思うんですけどね。

でも、営業の方が来たり、周りに話を聞いたときに「ホームページを作っても集客できないよ」「ホットペッパーに載せても集客できないよ」と言われる。

ネット集客に興味は持つけども、やる前に諦めたり、上手くいかないイメージがあるのが現状ですね。

坂井
やってはいるけど効果が出ない方が多いんですね。
仁藤洋平
「お金が掛かるだけじゃん」みたいな。

行き着く先は「今の時代はしょうがない」

坂井
じゃあ、ほとんど諦めてしまってる人も多いんですか。
仁藤洋平
多いと思いますね。
坂井
「どうせ駄目じゃん」みたいな。

「とはいえチラシもダメじゃん」みたいな……

仁藤洋平
そうですね。
坂井
手の施しようがないですね。
仁藤洋平
だから「今の時代はしょうがない」っていう状態になっている。
坂井
そうなんですね。

分かりました。

とはいえ「ネット集客」と聞くと難しそうなイメージがあると思うんですけど、それについてはどうですか?

仁藤洋平
全然難しいことはないです(笑)
坂井
難しいことはないですか、全然(笑)
仁藤洋平
はい。

ただただ自分のお店の情報をネット上に出すっていうだけなので、全然簡単ですね。

坂井
そうなんですか。

分かりました。

じゃあ、その「簡単」という言葉を信じて、これから色々とその秘密について聞いていこうと思います。

次世代ネット集客のポイント

坂井
仁藤さんがネット集客での仕組み化をする上での大事にしてることって何がありますか?
仁藤洋平
そうですね。

やっぱり、後々に完全自動になる形にしていくっていうとこですよね。

優良顧客が自動的に大量に集まる仕組みを作る。

というイメージでやってます。

坂井
「自動化」と「優良顧客を集客する」といいうことですね。
仁藤洋平
そうですね。

「アメブロ毎日更新」はもう古い

坂井
自動化はできたら良いですよね。

毎日アメブロを書いたりもしなくていいってことですよね(笑)

仁藤洋平
そうです(笑)

「ネット集客=アメブロ毎日書く」というイメージの方もいると思うんですけど、そうじゃなくてっていうとこですね。

割引クーポン頼みの集客から卒業しよう

坂井
もう1つ、「優良顧客」というのは、初めて出てきた単語だと思うんですけど、何なんでしょうか?

「優良顧客」というのは?

仁藤洋平
質の高いお客様ですね、簡潔に言えば。

リピートしてくれるし、単価も高くお金を払ってくれる、そういったお客さまですよね。

坂井
今の店舗業界というのは、質の高いお客さんをなかなか集客出来ていないのが現状なんでしょうか?

仁藤洋平
そうですね。すごく難しくなっています。

さっき言ったホットペッパーさんだったり、クーポンサイトとか色々あるんですけど、割引目当てで来てしまってるお客さんが多いんですよね。

そうすると、割引がある店を次々に回遊するんですよ、魚みたいに。

そういったお客さんは、やっぱり優良顧客とは呼べないですよね。

坂井
僕は大学生のときに、初回クーポン目当てで毎回違うとこへ行ってましたね。
仁藤洋平
そうですね(笑)
坂井
カラーが安いからこっちへ行こうとか、パーマが安いからあっちへ行こうとか。

モデル募集で1,000円でやってもらえるし、とか(笑)

仁藤洋平
そうですよね。
坂井
お金がない大学生だからというのもあるかもしれないですけど、でも、みんなそうですよね。

どうせ、カットしてもらうとか、パーマしてもらうなら安い方が良いのは当たり前。

素人的にはよく分からないこともあるじゃないですか?

技術が良いんだか、悪いんだか、カットしてもらっても分からない。

「だったら安いとこでやりたい」って方が多いと思うんですけど、そういう方じゃなくて、「仁藤さんのお店で切ってほしい」とか、「そのお店じゃなきゃ駄目なんだ」という方を集客する。

初めて来る前から「この店に行ってみたい」とか「こういう店を探してた」っていう状態にして集客するっていうことですよね。

それができると?

仁藤洋平
はい。

目指すべきは「優良顧客が毎月自動的に集まる状態」

坂井
それができたら良いですよね。

単価も高くてリピートしてもらえたら…それこそ今回は新規集客をポイントに話してるんですけど、そんなに新規を集めなくてもやっていける状態になるわけじゃないですか?

常連さんだけで予約が埋まっちゃうような状態にできますもんね。

仁藤洋平
まさにそうですね(笑)

みんなそうしたいけど、現状できてない状態ですし、今の来ていただいてるお客さんも、チョコチョコと引っ越しとかで来なくなる。

だから「優良顧客を自動的に集め続ける状態にしたい」と思ってる方が多いと思いますね。

坂井
なるほどですね。

じゃあ「優良顧客をネットから自動的に毎月集客できる仕組み」を作る。

それができれば、繁盛できますよっていうことですね。

仁藤洋平
そうですね。
坂井
分かりました。

というわけで、今回はまたちょっと長くなってしまったので終わりにします。

次回は「どうやったら優良顧客をネットから自動的に毎月集客できるのか?」という部分について仁藤さんに聞いていこうと思うのね、次回も楽しみにお待ちください。

というわけで仁藤さん、今回もありがとうございました。

仁藤洋平
ありがとうございました。

いまだネット集客の成功法則が確立されていない店舗業界。暗中模索の時代に、仁藤は独自のネット集客の仕組みを構築し、累計300店舗以上を繁盛させてきた。その具体的な方法を次回公開!メールでのお知らせを楽しみにお待ちください。