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3.0時代のホームページ制作のポイントを大公開
「今回はHP制作時の具体的なポイントについて話します」
前回はSEOの時代変遷についてお話してきたんですけども、1.0時代、2.0時代キュレーションだったり被リンクが淘汰されていって、今の3.0時代は「オリジナリティ」ですね。
オリジナリティがあるブログ記事を書いたり、ホームページの内容を濃くすることが重要ですよという話をしました。
そしてたくさん記事を書いたりとか、ホームページもたくさんページを作るんじゃなくて、1つにまとめちゃった方がSEOに高く評価されます、という話をしました。
3.0時代に通用しないホームページとは?
鎌田さんから見た、集客できないホームページ例を何個か聞きたいなと思うんですけども、例えばどういった特徴がありますか?
①被リンク頼みのホームページ
「被リンクに頼った対策はNGです」
例えば、被リンクだけに頼ってしまってそれ以外対応してないホームページが1つ挙げられますね。
今これを見てる方のホームページが、そんな感じのグラグラしてる状態だとしたら、被リンクの対策をされている可能性が高いということですね。
そういったホームページは、今後全然集客できないことになっちゃうと。
ツールとかもやっぱりあるとは思うんです、被リンクの。
SEO業者さんを見るときに、被リンクだけのSEO対策を重要視してる業者さんは結構注意したほうがいいかなあというのは、個人的には思いますね。
②記事・ページ数量産型のホームページ
「ただ毎日書いても意味がありません」
そういった「量産型」のサイトやブログ注意したほうがいいかなと思いますね。
被リンクを貼るタイプか、ブログ記事をいっぱい書くタイプか。
僕に相談に来るクライアントもそういうことを言ってる人が多いんですけど、そういう風にブログをとにかく量産して「どっか出かけましたよ」とか「旅行に行きましたよ」っていう記事をいっぱい書いても何の意味も満たさなくなる……
じゃあ、ホームページ自体もページをいっぱい作ってるとこって昔あったと思うんですけど。
トップページがあって、求人のページがあって、メニューのページがあってとか。
そうじゃなくて1ページにまとめたほうがいいということですね。
物によってくるんですけどね。
「これは1ページにまとめた方がいい」「このページは分けたほうがいい」っていうのは考えたほうがいいとは思うんですけども、
ただ、やっぱり前みたいに単純に、求人ページ、メニューページってたくさんのページを作ったほうがいいという考え方は絶対やめたほうがいいですね。
ページを増やせば上がるという時代はもう終わったということを伝えたいですね。
③ファーストビューでウリが伝わらないホームページ
「お客さんの気持ちになることが大事」
しっかりとオリジナリティを出していくんであれば、それをちゃんと言葉で表してあげるということが絶対に必要かなとは思います。
トップ画がお店の内装とか外装だけで、下にちょっとお知らせみたいな文章がチョコチョコって、今キャンペーンこんなのをやってますよとか。
で、そこからほかのページに飛んでくださいみたいな感じになってるだけの、ほんと小っちゃいサイズのトップページってあると思うんですけど、ああいうのがあまり良くないってことですかね。
そういったものよりは、しっかりと最初に、自分の店のウリをちゃんと伝えた方がお客様のためにもなるし、Googleにもちゃんと伝わります。
打ち出し方をしっかり考えることが重要ですね。
④スマホ対応されていないホームページ
「これが出来ていないサイトは赤信号」
Googleからも正式な発表があったんですけど、スマートフォン対応してないサイトやページは今後厳しい。
現状ですと「PC版(パソコン向けサイト)を評価の基準にしてます」とは言ってるんですけど「今後はスマートフォンのサイトを基準にして行きます」とも言ってます。
じゃあ「スマートフォンサイトを基準にしました」となった場合に、スマートフォンのサイトに対応していなかったらどうなるか。
今までパソコンのランキングで上位表示されてたとしても、圏外になってしまうという可能性もあるので、スマートフォン対応は今からでも本当に必須です。
数年以内にはランキング外になってしまうので、そこはもうすぐに十分注意したほうがいいかなと。
⑤読み込み速度が長いホームページ
「10秒も20秒も時間がかかるのはNG」
例えば、あまりにも読み込みが遅すぎて、10秒も20秒も掛かってしまうページ。
仁藤さんも経験あると思うんですけど、スマートフォンで飛んだときに10秒も20秒も掛かって、ずーっと読み込みされてるものは「もう見ないでいいや」となったりするじゃないですか。
動画をいっぱい載せたりとかして、重くなっちゃってるサイトってあるんですけど、そういうのって、そのページ見たいなって飛んでも、そのあとなかなか開かなかったり。
そうすると戻っちゃいますよね、今の人たちは。
⑥キーワード選定が間違ったホームページ
「超初歩的なことなんですけど…」
例えばうちだったらCHILL CHAIRって店ですけど、「CHILL CHAIR」っていうタイトルにしちゃってるとこが未だにあると思うんですけど、そういうタイトルもやっぱり重要だと…
そこをしっかりと考えられてないというお店は、そもそもどんなキーワードでSEO対策したいかをハッキリ分かってないのかなっていうのが、こっちとしては見て取れます。
誰も店の名前で検索しないから。
地域名だったりとか、ウリがしっかり分かったタイトル付けをしたほうが、検索されたお客様自体も「この店はこういう特徴があるんだ」というのが分かりやすかったりするので。
タイトルをしっかりSEOを意識して考えて、対策することが重要かなと思います。
デジタルパーマを掛けたいと思ってる人がどんなキーワードで検索するかっていうのをイメージして、そのタイトルにしなきゃいけないということですね。
⑦見た目至上主義のホームページ
あとは、これはあんまり大きい声で言えないというか、あれなんですけど、かっこつけてるだけのホームページって……
先ほどの話と通じるところでもありますよね。
やっぱり自分のお店をかっこよくしたい。お店の内装ももちろんかっこよくしてて。
で、ホームページもブランディングというか、すごくかっこよくしたいという意識があると思うんですけど、かっこいいだけで、なかなか集客ができない。
イメージ戦略としてそういうサイトを作って、広告を出してそこのページに呼ぶんであれば、話は分かるんですけども。
目的がちょっと違うかなと思うので、SEOで集客したいというのであれば、またちょっと違う作り方をしなければいけないかなと思いますね。
そういう方だったら、たぶん店の名前で検索したりとかするから、かっこいいページでもいいと思うんですよ。
そういう形を取らなくちゃいけないということですよね。
3.0時代のホームページ制作のポイント
その修正する上で具体的にどんな風にすれば「3.0時代」のホームページになるのかということをちょっと聞いていきたいなと思うんですけども、例えばどういったことが挙げられますか。
①他店にはない独自のウリ
「ページを作る前から
ホームページ集客は始まっています」
まず1つのページの中にしっかりとしたウリだったりとか、オリジナル性がある内容を凝縮することが1つ挙げられますね。
そういったものを打ち出すことによって、濃いお客さんっていうんですかね、そういった方がしっかりとお店を選んで頂きやすくなるっていうのも1つですし、
Googleの方でも、そのお店自体がどういう特色のあるお店かっていうのがしっかりと理解ができるというのが1つの利点としてはあります。
②SEOを意識したキーワード配置
「キーワードのバランスがポイントです」
それに対して、じゃあホームページはどうしていけばいいですか?
SEOを意識してキーワードの配置をしていく必要がありますね。
ちょっと難しいところにはなってくると思うんですけども。
SEO対策するキーワードの選び方
「少し専門的な話をします」
そういったキーワードをちゃんとタイトルだったりとか、いろんなとこにちりばめていくとか?
キーワードの詰め込みすぎはNG
でも「吉祥寺 美容院 メンズ」とか「床屋」っていうキーワードをただいっぱい入れればいいというわけでは…
それが逆にペナルティになってしまったり…
Googleの精度も上がってきてるので、あまりにもキーワード自体を詰め込みすぎるとか、不必要に入れていることがバレてしまうと、むしろ検索のランキングには悪影響になってしまうと。
ウリの構築だったりとか、自分の集客したいサイトのキーワードの…何て言うんですかね、摘出、抽出というのは、非常に大変かとは思うんですけれども、そういったことが本当に1つ1つ重要になってくるかなと思いますね。
③情報は1ページに凝縮する
じゃあ、まずウリを作ってキーワードをしっかりと入れるということですね。
それをやったら、次に、ページはどういった形にすればいいですかね。
何ページも作ったほうがよかったりとか。
あとは構成という部分では、お客さんの興味関心をしっかりと捉える構成を意識されたほうがいいかなと思いますね。
「何で短髪が好きなのか」とか「何でメンズをやりたいのか」とか、そういったことも載せてあげることが重要と。
あと、細かいとこですけど、配置の仕方も重要にはなってくるかなと思います。
3.0時代のブログ集客法のポイント
「ブログにも応用できる考え方ですよね」
やっぱり、お客さんに分かりやすく記事を読ませてあげられるかどうかっていうのをしっかりと意識しないといけないと思います。
求められてるというか、実際に検索されたキーワード自体の内容ですね。
コンテンツ自体の順番はしっかりと意識されたほうがいいかなあと思いますね。
例えば、シャンプーが得意なお店だったら、シャンプーの洗い方に関して、より具体的なというか、
「こんなシャンプーの仕方だったらご自宅でもできますよ」とか「毛穴の汚れが取れますよ」というのをしっかりと書いてあげるということですね。
お客さんが悩んでる内容を、タイトルにしてブログ記事を書くっていう。
それを1ページになるべく凝縮させることが重要ということですね。
やっぱりシャンプーの仕方だって分かんない人もいると思うんです。
例えば薄毛で困ってる人だったら「プロが教える薄毛対策のシャンプーの洗い方」とかっていうタイトルにしたりする。
それに対しての文章を作ったりとか、画像を貼ってあげたりということをやってあげればいいっていうことですね。
④スマホ対応は必須
「これは最低条件です」
やっぱりスマホ対応もしなきゃいけないのかなと思うんですけど。
スマートフォンやタブレットなど、色々な媒体に合わせることは必須です。
⑤表示速度は5秒以内
「すぐに表示されないと、見るのやめますよね」
実際にやっぱりスピードというか、もう10秒も20秒も掛かってしまって読み込み速度が遅かったりとか。
そうすると、ユーザーさんも離れてしまうので、そういったことがないように対策をしていくっていうのが1つ注意事項としてはありますね。
パソコンの時代よりもスマホの時代のほうが。待てない人のほうが多くなっちゃってるし、
情報も今ってすごいいっぱいあるから、早くいろんな情報を見たいっていう方もね。
あまり時間もない、忙しい方も多くなってるじゃないですか。
だから、スマホのページを見たときにすぐにやっぱり切り替わるページのほうが実際いいし、それはお客さんにとってもいいし、Googleにとってもいいから、そこを評価するってことですよね。
今回のまとめ
ウリを作るとか、キーワードを意識してあげることとか、1ページ目にその内容を凝縮するっていうことですよね。
それプラス、スマホ対応もしっかりして処理速度も速めてあげるということで、あんまりかっこつけてばっかりで、動画をいっぱい貼ったりとか、重くしたサイトじゃなくて、ちゃんとお客さんが見やすくて分かりやすいサイトにしてあげることが重要ってことですね。
今回の話から、改善できる部分を見つけていただけるかなあと。
なので、ぜひ実際に自分でやっていただくか、もしくは今頼んでる業者さんに伝えて修正してもらうといいんじゃないかなあと思います。
ということで、本当はまだまだいっぱい伝えたいことが、鎌田さんもあるとは思うんですけども、今日も時間が長くなってしまったので、今日はここら辺で終わりにしたいなあと思います。
次回は、実際に僕と鎌田さんで作ったクライアントの方の中から、より実績が出てる方を何人か紹介していこうと思います。
その紹介をしながら、なんでそのクライアントのホームページがうまく集客できてるのかという理由についても話していきたいなと思いますので、ぜひ次回を楽しみにしていただけたらなと思います。
じゃあ、今日は以上になります。ありがとうございました。